伊勢市議会 > 2005-03-02 >
03月02日-01号

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  1. 伊勢市議会 2005-03-02
    03月02日-01号


    取得元: 伊勢市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-14
    旧伊勢市 平成17年  3月 定例会        平成17年3月伊勢市議会定例会会議録議事日程                    平成17年3月2日(水)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議案第6号 平成17年度伊勢市一般会計予算日程第4 議案第7号 平成17年度伊勢市国民健康保険特別会計予算日程第5 議案第8号 平成17年度伊勢市老人保健医療特別会計予算日程第6 議案第9号 平成17年度伊勢市介護保険特別会計予算日程第7 議案第10号 平成17年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算日程第8 議案第11号 平成17年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計予算日程第9 議案第12号 平成17年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計予算日程第10 議案第13号 平成17年度伊勢市公共下水道事業特別会計予算日程第11 議案第14号 平成17年度伊勢市土地取得特別会計予算日程第12 議案第15号 平成17年度伊勢市病院事業会計予算日程第13 議案第16号 平成17年度伊勢市水道事業会計予算日程第14 議案第17号 平成16年度伊勢市一般会計補正予算(第6号)日程第15 議案第18号 平成16年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第16 議案第19号 平成16年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)日程第17 議案第20号 平成16年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第18 議案第21号 平成16年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)日程第19 議案第22号 平成16年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)日程第20 議案第23号 平成16年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計補正予算(第1号)日程第21 議案第24号 平成16年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第22 議案第25号 平成16年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)日程第23 議案第26号 平成16年度伊勢市病院事業会計補正予算(第1号)日程第24 議案第27号 平成16年度伊勢市水道事業会計補正予算(第3号)日程第25 議案第28号 伊勢市部課設置条例の一部改正について日程第26 議案第29号 伊勢市情報公開条例の一部改正について日程第27 議案第30号 伊勢市個人情報保護条例の一部改正について日程第28 議案第31号 伊勢市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について日程第29 議案第32号 伊勢市手数料徴収条例の一部改正について日程第30 議案第33号 伊勢市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正について日程第31 議案第34号 伊勢市観光文化会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第32 議案第35号 伊勢市葬祭取扱所の設置及び管理に関する条例の廃止について日程第33 議案第36号 伊勢市農業委員会条例の一部改正について日程第34 議案第37号 伊勢市工場等誘致奨励条例の臨時の特例措置に関する条例の一部改正について日程第35 議案第38号 伊勢市法定外公共物の管理に関する条例の制定について日程第36 議案第39号 伊勢市消防団条例の一部改正について日程第37 議案第40号 伊勢地区合併協議会規約の変更について日程第38 議案第41号 三重県自治会館組合の規約変更に関する協議について日程第39 議案第42号 伊勢地域農業共済事務組合の規約変更に関する協議について日程第40 議案第43号 三重地方税管理回収機構の規約変更に関する協議について本日の会議に付した事件 1.会議録署名議員の指名について 1.会期の決定について 1.平成17年度伊勢市一般会計予算 1.平成17年度伊勢市国民健康保険特別会計予算 1.平成17年度伊勢市老人保健医療特別会計予算 1.平成17年度伊勢市介護保険特別会計予算 1.平成17年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 1.平成17年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計予算 1.平成17年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計予算 1.平成17年度伊勢市公共下水道事業特別会計予算 1.平成17年度伊勢市土地取得特別会計予算 1.平成17年度伊勢市病院事業会計予算 1.平成17年度伊勢市水道事業会計予算 1.平成16年度伊勢市一般会計補正予算(第6号) 1.平成16年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 1.平成16年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第1号) 1.平成16年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号) 1.平成16年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) 1.平成16年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号) 1.平成16年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計補正予算(第1号) 1.平成16年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 1.平成16年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号) 1.平成16年度伊勢市病院事業会計補正予算(第1号) 1.平成16年度伊勢市水道事業会計補正予算(第3号) 1.伊勢市部課設置条例の一部改正について 1.伊勢市情報公開条例の一部改正について 1.伊勢市個人情報保護条例の一部改正について 1.伊勢市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について 1.伊勢市手数料徴収条例の一部改正について 1.伊勢市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正について 1.伊勢市観光文化会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について 1.伊勢市葬祭取扱所の設置及び管理に関する条例の廃止について 1.伊勢市農業委員会条例の一部改正について 1.伊勢市工場等誘致奨励条例の臨時の特例措置に関する条例の一部改正について 1.伊勢市法定外公共物の管理に関する条例の制定について 1.伊勢市消防団条例の一部改正について 1.伊勢地区合併協議会規約の変更について 1.三重県自治会館組合の規約変更に関する協議について 1.伊勢地域農業共済事務組合の規約変更に関する協議について 1.三重地方税管理回収機構の規約変更に関する協議について出席議員(27名)      1番  鈴木健一君      2番  広 耕太郎君      3番  品川幸久君      4番  藤原清史君      5番  山根隆司君      6番  長田 朗君      7番  黒木騎代春君     8番  西山則夫君      9番  上田修一君     10番  小山 敏君     11番  小林正彦君     12番  杉村定男君     13番  浜口和久君     14番  石黒 源君     15番  楠木義夫君     16番  山本正一君     17番  大川好亮君     18番  薮谷 茂君     19番  佐之井久紀君    20番  宿 典泰君     21番  児山武久君     22番  松浦美佐子君     23番  長岡敏彦君     24番  池田ミチ子君     25番  中村豊治君     26番  森本幸生君     27番  中川 堯君欠席議員(1名)     28番  国府保幸君説明のため出席した者  市長      加藤光徳君     収入役     山川和年君  病院事業          世古口 務君    理事      小川幸雄君  管理者                    総合政策  理事      木下孝夫君             松下 裕君                    推進部長  総務部長    山口博司君     生活環境部長  大野勝比古君                    福祉健康部  福祉健康部長  山口元市君             御村淑子君                    理事  産業部長    楢井正文君     産業部理事   森 裕幸君  まちづくり             まちづくり          本多秀夫君             松井 章君  推進部長              推進部理事  都市整備部長  奥村 茂君     下水道部長   桜井盛也君  病院事務部長  中北幸男君     水道部長    為井 宏君  消防長     山川和俊君     政策課長    佐々木昭人君  財政課長    森井 啓君     総務課長    藤本 亨君  教育委員会          藤井俊彰君     教育長     松村勝順君  委員長  監査委員    小松尚平君     監査委員    浦野卓久君  選挙管理          安藤 孝君  委員会委員長 △開会 午前10時00分 △開会の宣告 ○議長(森本幸生君) ただいまから市議会定例会を開会いたします。 本日の出席者は27名であり、議員定数の半数以上であります。よって、会議は成立いたしております。  ------------------------------------ △諸報告 ○議長(森本幸生君) 本議会の議案等説明のため、市長、教育委員会委員長選挙管理委員会委員長農業委員会会長、小松監査委員、浦野監査委員の出席を求めましたところ、市長から収入役、病院事業管理者、各理事、各部長、消防長、各次長、各参事、各課長、各室長、センター長、消防署長、各副参事、嘱託員を、教育委員会委員長から教育長、次長、参事、各課長、所長を、小松監査委員、選挙管理委員会委員長農業委員会会長からそれぞれ事務局長を、説明員として議場に出席承認方の申し出がありましたので、これを承認いたしておきましたから、御報告いたします。 また、12月定例会以降の諸報告につきましては、議席に配付いたしましたので、御高覧お願いいたします。  ------------------------------------ △開議の宣告 ○議長(森本幸生君) 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。 それでは、会議に入ります。  ------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(森本幸生君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 お諮りいたします。 本議会の会議録署名者2名を議長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本幸生君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、1番、鈴木議員、2番、広議員の御両名にお願いいたします。  ------------------------------------ △会期の決定 ○議長(森本幸生君) 次に、日程第2、「会期の決定について」を議題といたします。 お諮りいたします。 本議会の会期は、本日から3月24日までの23日間と決定いたしまして、御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本幸生君) 御異議なしと認めます。 よって、本議会の会期は本日から3月24日までの23日間と決定いたしました。  ------------------------------------ △議案第6号外33件一括上程、説明 ○議長(森本幸生君) お諮りいたします。 審議の都合により、日程第3、議案第6号から日程第36、議案第39号に至る34件を一括議題といたしたいと思いますが、そのように取り計らいまして御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本幸生君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、「議案第6号平成17年度伊勢市一般会計予算」「議案第7号平成17年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」「議案第8号平成17年度伊勢市老人保健医療特別会計予算」「議案第9号平成17年度伊勢市介護保険特別会計予算」「議案第10号平成17年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」「議案第11号平成17年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計予算」「議案第12号平成17年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計予算」「議案第13号平成17年度伊勢市公共下水道事業特別会計予算」「議案第14号平成17年度伊勢市土地取得特別会計予算」「議案第15号平成17年度伊勢市病院事業会計予算」「議案第16号平成17年度伊勢市水道事業会計予算」「議案第17号平成16年度伊勢市一般会計補正予算(第6号)」「議案第18号平成16年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」「議案第19号平成16年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)」「議案第20号平成16年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号)」「議案第21号平成16年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」「議案第22号平成16年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」「議案第23号平成16年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計補正予算(第1号)」「議案第24号平成16年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」「議案第25号平成16年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)」「議案第26号平成16年度伊勢市病院事業会計補正予算(第1号)」「議案第27号平成16年度伊勢市水道事業会計補正予算(第3号)」「議案第28号伊勢市部課設置条例の一部改正について」「議案第29号伊勢市情報公開条例の一部改正について」「議案第30号伊勢市個人情報保護条例の一部改正について」「議案第31号伊勢市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について」「議案第32号伊勢市手数料徴収条例の一部改正について」「議案第33号伊勢市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正について」「議案第34号伊勢市観光文化会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」「議案第35号伊勢市葬祭取扱所の設置及び管理に関する条例の廃止について」「議案第36号伊勢市農業委員会条例の一部改正について」「議案第37号伊勢市工場等誘致奨励条例の臨時の特例措置に関する条例の一部改正について」「議案第38号伊勢市法定外公共物の管理に関する条例の制定について」「議案第39号伊勢市消防団条例の一部改正について」、以上34件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(加藤光徳君) ただいま一括上程されました「議案第6号平成17年度伊勢市一般会計予算」外33件につきまして御説明を申し上げます。 まず初めに、私は、昨年5月に市民の皆様や議員各位の御支援、御厚情を賜りまして、歴史と伝統あるこの伊勢市の市長としての栄誉に浴し、本日まで元気な伊勢のまちづくりのため、ただひたすら邁進してまいりました。 市長就任以来、最重要課題として取り組んでまいりました市町村合併につきましても、昨年来の合併協定書の調印に続き、1月にお開きいただきました市議会臨時会におきます関連議案の議決、そして去る2月2日の県知事に対する合併申請と、関係各位の多大な御尽力によりまして、順調に進めてまいることができました。 この間にちょうだいいたしました市民の皆様、議員各位の御理解・御協力に対しまして、輝ける新年度を迎える重要な市議会定例会の冒頭に当たり、心から御礼を申し上げます。 今後は、来る11月1日の合併期日を新しい時代へのまちづくりの第一歩として認識し、現在の伊勢市としては、合併に向かって着実に、堅実に歩を進めるとともに、新伊勢市が総合的な発展を目指すべき伊勢志摩地域の中心都市として輝きを発することのできるよう、時代を見据えた広い視野で、行財政運営を推進してまいりたいと考えておりますので、皆様のさらなる御支援、御協力をお願いいたします。 それでは、議案の説明に先立ちまして、私の市政に対する所信の一端を表明いたします。 我が国の今後の経済、財政状況について、政府の経済財政諮問会議は、「構造改革と経済財政の中期展望」の中で、デフレ圧力は徐々に低下しており、経済活力を維持、向上させるための構造改革にさらに取り組むことにより、2006年度には名目2%の経済成長を達成する。また、国と地方の基礎的な財政収支、いわゆるプライマリーバランスも厳しい行財政改革を行えば、2010年代初頭に黒字化になるという展望を述べています。逆に言いかえますと、「国・地方とも、徹底した行財政改革を実施しなければ、持続可能な行財政運営を自律的に行うことができる主体にはなり得ない」ということを意味しているのだと認識しております。 そのような中で、国は今、日本の再生に向けて「改革なくして成長なし」「民間にできることは民間に」「地方にできることは地方に」という理念のもと、持続的な経済社会の活性化を目指し、規制、金融、税制及び歳入、歳出の各分野における構造改革を一体的に実施しようとしています。 また、国と地方においても、「三位一体改革」を推進し、地方の権限と責任の拡大、国と地方を通じた簡素で効率的な行財政システムの確立を進めようとしています。 こうした中、これからの地方自治体は、国と地方の役割を明確にし、住民主権のもとで、地方が決定すべきことは地方がみずから決定するという、地方自治本来の姿に向けて改革していかなければなりません。 今、まさに地方分権は実行のときを迎えており、地方分権の主役である市町村の役割は、ますます重要となっております。 このような社会、経済情勢の中で、11月1日に新伊勢市が誕生する予定です。私は今、全国各地で進められている合併は、住民との協働による地方分権の確立と自己決定、自己責任のための合併であり、今、目指すべき新しい自治体の基本理念は、「市民と行政が一体となってみずからのまちを考え、その意思を政策に反映させることで、地方分権時代にふさわしい競争力を持った地域づくりの戦略を形成し、その戦略を市民と行政とが協働して実行することによって、生き生きとしたまちを実現する」ことだと考えています。そして、このことは、現在の伊勢市の「元気な伊勢のひとづくり、まちづくりプラン」、新しい伊勢市の「新市建設計画」の基本理念となっています。 しかしながら、少子高齢化の進展、厳しい財政状況など、私たち地方自治体を取り巻く社会経済情勢は、大変厳しい状況となっています。 これらの課題、問題点を解決し、市民主体による個性を生かしたまちづくりを持続可能な形で進めるためには、市政運営を経営という観点からとらえ、政策及び財政の両面で自立した自治体となることが求められます。 新伊勢市が地方分権時代にふさわしい自立した政策自治体となるために、伊勢市も合併する自治体の一員として、合併前にしっかりとその基盤づくりを進めなければなりません。 私は、「元気な伊勢のひとづくり、まちづくりプラン」を着実に進めるため、政策・施策の優先順位を決定し、選択と集中により市政の方向性を明らかにするとともに、計画・実行・評価が連動した行政経営システムの確立を図り、人・もの・財源・情報など限られた行政資源の有効活用を図りながら計画的にまちづくりを進めます。 また、「元気な伊勢のひとづくり、まちづくりプラン」を実現する手段として策定しました「元気な伊勢の財政改革プラン行政改革プラン」に沿って、分権・自立、公開・参画、簡素・効率をキーワードとして、行財政改革に取り組み、市民ニーズ、社会経済情勢の変化などに柔軟に対応できる財政基盤の確立に努めるとともに、市民ニーズに的確に対応し、市民の受益と負担のバランスがとれた、市民満足度の高いサービスを確保しつつ、業務全般を民・官の役割分担の見地から大幅に見直し、本市みずからの責任と判断により、市民と行政が協働して、新しい時代にふさわしい魅力ある豊かな市民社会の構築に努めます。 現代社会において、行政は最大のサービス産業と言われています。豊かな地域社会をつくるためには、質の高い市政をつくり上げることが必要です。 私は、情報の公開により市政への参画を促し、行政、NPO、民間企業、個人が対等な立場に立ち、多様な価値観やサービス提供のノウハウを生かして、総合的に公益を考えて、政策を計画・実行・評価し、新しい時代のまちづくりの実現を図ります。また、「多様な住民の自治が保障される地方分権社会の創造」を目指し、自立した政策自治体として、伊勢市を「元気なまち」へ着実に推進してまいります。 次に、平成17年度において、重点的に推進しようとする施策について申し上げます。 私は、「元気な伊勢のひとづくり、まちづくりプラン」の中で、伊勢市の将来像として、「伊勢志摩地域の中心都市」「出会いと交流の場を提供する交流都市」「生涯を健康で暮せる健康文化都市」を3つの柱としてまちづくりを進めております。 この3つの柱を実現するために、主な政策・施策を重点化し、選択と集中のもと、次の事業に積極的に取り組みます。 まず、「賑わいのあるまちづくり」においては、中心市街地の活性化に取り組みます。伊勢市駅前はかつてのにぎわいはなく、駅前の再生は市政の最重要課題となっています。そこで都市マスタープランに掲げる伊勢市の新たな顔づくりのため、伊勢の玄関口にふさわしい拠点整備や市民参画によるまちづくりを進めます。 また、産業の振興と雇用の促進を図るため、朝熊町の「まつり博跡地」に産業支援センターの建設を推進します。 さらに、本市の特性である観光の推進を図るため、県との共同事業により、「はじまりのまち伊勢」誘客戦略事業を実施し、伊勢の観光資源を十分に活用した観光商品をエージェントと共同開発するなど、積極的な情報発信・誘客活動を行い、こうした県との共同事業を通じて、伊勢志摩全体の観光交流センター設立に向けて取り組みます。 次に、「美しいまちづくり」では、省資源・省エネルギーの推進を図り、美しい伊勢のまちづくりを進めるため、エコタウン構想の推進と、公共施設において自然エネルギーを利用した小型風力発電について、民間企業との共同研究を実施します。 また、ごみゼロのまちづくりを進めるため、生ごみや破砕不燃残渣・瓦れき類の減量・資源化に取り組みます。 次に、「安心できるまちづくり」では、児童福祉の推進について、少子化対策として策定中の伊勢市次世代育成支援行動計画に基づき、子供を安心して生み、育てられるよう、子育て支援センター放課後児童クラブを設立し、子育て家庭を支援します。 また、市民の健康づくりでは、市民一人一人が健康についての知識を持ち、生涯を通じた健康づくりを実践できるよう、健康づくり指針を策定します。 次に、「安全なまちづくり」については、市民の生命と財産を守るため、防災対策の強化に努めます。今世紀前半に発生が懸念されている東海・東南海・南海地震に対して、市民一人一人の防災意識を高めるために防災訓練を行うとともに、木造住宅の耐震診断を実施し、危険性が高いと診断された住宅への補強工事の補助や災害要支援者を対象に家庭内の家具の固定を実施します。 また、地震に伴って発生する津波の被害を防ぐため、豊北漁港海岸の改修に着手します。 さらに、昨年の台風21号で大きな被害を受けた宮川右岸、横輪川の改修を国・県とともに進めます。 次に、「自立するまちづくり」については、NPO・市民活動の推進を図るため、市民活動センターなどの市民の意見を踏まえながら、市民参画条例の検討を進め、市民参画システムの推進を目指します。 また、地域内分権の推進を目指し、コミュニティーの健全育成・活性化、自治意識の向上を目指し、まちづくりに貢献し、公益活動を行う自治会と協働します。 以上が、私の市政に対する基本的な考えでありますが、政治改革、行財政改革、各種経済構造改革が進められている現在は、明治維新、戦後改革に匹敵する「第三の改革の時代」と言われています。 また、ことし、伊勢市を含むこの中部圏は、中部国際空港の開港、愛知万博の開催という、かつてない飛躍の年と言われています。 このような時代の大きな転換期に当たり、将来展望が不透明であるほど、大義を踏まえ、揺るがない対処が大切であります。 11月1日の新伊勢市誕生まで、私に残された期間はわずかですが、現実を直視し、市民の目線に立って、今行うべきことは何かを考え、職員と一丸となって知恵を絞り、徹底した行財政改革のもと、勇気と希望を持って「元気な伊勢のひとづくり、まちづくり」を進め、「伊勢市に住んでよかった」、そう思っていただけるよう市民生活の向上に努めます。そして、そのことこそが、新伊勢市の輝けるあすを切り開くとの信念のもと、不退転の決意で取り組んでまいる所存でありますので、議員各位の御指導と市民の皆さんの御理解・御協力を心からお願いを申し上げます。 以上、所信の一端と予算編成に当たっての基本的な考え方を申し上げましたが、次に、平成17年度国予算編成及び地方財政についての概要を申し上げます。 まず、平成17年度の国の一般会計予算案は、2010年代初頭における基礎的財政収支の黒字化を念頭に置きつつ、構造改革を一層推進するため、「改革断行予算」という基本路線を継続し、持続的な財政構造の構築と予算の質の向上を図るという基本的考えのもとに編成され、82兆1,829億円、対前年度比で0.1%の伸びとなっています。 次に、新年度の地方財政ですが、国と地方に関する「三位一体改革」を推進することにより、地方の権限と責任を大幅に拡大し、歳入・歳出両面での地方の自由度を高めることで、真に住民に必要な行政サービスを地方がみずからの責任で自主的・効率的に選択できる幅を拡大するとともに、国・地方を通じた簡素で効率的な行財政システムの構築を図ることとしています。 平成16年度を初年度として実施された三位一体の改革については、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」に基づき、平成18年度までの三位一体の改革の全体像に係る政府・与党協議会の合意を踏まえ、政府一丸となって取り組み、その成果を平成17年度予算に適切に反映するとしており、この中では、「国庫補助負担金改革については、平成17年度及び平成18年度予算において、3兆円程度の廃止、縮減等の改革を行う」、次に、「税源移譲は、平成16年度に所得譲与税及び税源移譲予定特例交付金として措置した額を含め、おおむね3兆円規模を目指す」、また「地方交付税については、平成17年度及び平成18年度は、地域において必要な行政課題に対しては、適切に財源措置を行うなど、「基本方針2004」を遵守することとし、地方自治体の安定的な財政運営に必要な地方交付税、地方税などの一般財源総額を確保する」などとされています。 確かに、平成17年度の地方財政対策の状況を見てみますと、地方税、地方交付税及び臨時財政対策債を合わせた地方一般財源総額は、対前年度比0.1%の増となり、一定の水準は確保されています。 しかしながら、平成16年度の予算編成時を振り返ってみますと、三位一体改革の初年度として、1兆円を超える補助負担金の見直しと、本格的な税源移譲までの措置としての所得譲与税及び税源移譲予定特例交付金の創設が行われる一方、地方財政計画における当市単独事業の決算との乖離是正の大幅前倒しによる臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税が2兆9,000億円、率にして12%もの大幅な削減が行われたため、各地方自治体では、平成16年度、当初予算編成に際し、大幅な財源不足が見込まれ、いわゆる「交付税ショック」として地方の財政運営に大きな影響をもたらしたことは記憶に新しいことであり、この2兆9,000億円もの減額を標準団体ベースで見てみますと、人口10万人の市で約9億円の減を意味することとなります。 このことから、地方一般財源総額及び交付税総額が平成16年度並みに確保されたとはいうものの、平成16年度で大きく下がった水準を維持したに過ぎず、平成16年度以上に地方財政対策がよくなるわけではないということに注意すべきである、そのように考えております。 平成16年度では、基金の取り崩し等により予算編成した自治体が多いと聞いておりますが、平成17年度の予算編成において、持続的に可能かどうか、全国的にも地方自治体の予算編成は非常に厳しいものとなるのは必至と思われます。 また、現在進められております平成16年度から平成18年度までの三位一体改革は、ともすれば「財政再建」の手法ととらえられがちですが、国・地方の財政再建と表裏一体のものではあるものの、財政再建そのものではなく、本旨は地方分権改革であるということを十分に認識し、改革後において、より一層自助自立が求められる地方自治体として、責任ある行財政運営が行われるよう、不断の努力を続けなければと考えております。 次に、本市の新年度の予算編成についてでありますが、本市の財政状況は、従来から税基盤の弱い自治体と言われておりますように、財政運営を行う上での一番重要な財源であります市税収入は、長引く景気の低迷や減税等により、平成9年度をピークに減少を続けてまいりました。 地方自治体としての地方税収入見込額は、平成16年度以降見られる企業部門の改善等を背景に、市町村民税法人税割の18.3%の増を初め、全体として2.2%の増を見込んでおりますが、本市におきましては、まだそこまでの改善は見られず、当初予算比で0.47%の増にとどまっております。 かつては、脆弱な税収の状況を、おおむね交付税において補てんされ、一定程度の一般財源は確保されてきたわけですが、近年の交付税の見直しや全国的に見た場合の地方税収入の増加見込みから、地方における通常収支不足は縮小するものとされ、その補てん財源としての臨時財政対策債は大きく減額されており、実質的に市税収入の増が大きく見積もれない本市におきましては、非常に厳しい予算編成となっております。 このような状況を踏まえ、国・県の予算編成状況、国の地方財政対策などを把握するとともに、政策につきましては、昨年6月に策定をいたしました「元気な伊勢のひとづくり、まちづくりプラン」を指針に、市民の皆さんの御要望、事業の必要度・緊急度等、総合的に検討しながら予算編成を行いました。 地方自治体を取り巻く情勢は、大変厳しい状況であるという認識、そして来る11月1日に誕生する新伊勢市に着実に引き継ぐことができるよう、緊縮型の節度ある予算編成に努めたところでございます。 なお、合併に関する総務大臣の告示日程の関係から、平成17年度予算につきましては、通常予算としての編成となっておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。 これらの結果、なお財源不足を補てんするため、財政調整基金を18億5,000万円取り崩すことといたしております。 以上、所信の一端と経済動向及び予算編成に当たっての基本的な考え方を申し上げましたが、続きまして、これら諸施策を遂行するための新年度予算を初めといたします各議案につきまして、順を追って御説明を申し上げます。 まず、「議案第6号平成17年度伊勢市一般会計予算」につきまして御説明申し上げます。 平成17年度伊勢市一般会計予算は、総額304億379万2,000円となり、前年度当初予算と比較いたしますと、金額で7億3,015万円、率にいたしまして2.5%の伸びとなっておりますが、平成16年度当初予算が骨格予算でありましたことから、前年度の本格予算と比較いたしますと、金額で27億1,255万6,000円の減、率にいたしまして8.2%の減となるものでございます。 しかしながら、平成16年度予算におきましては、減税補てん債の一括償還に要する経費といたしまして、18億4,100万円が臨時的な要素として予算規模を大きくしていた事情があり、平成17年度予算では、去る1月18日にお開きいただきました市議会臨時会におきまして、債務負担行為としてお認めいただきました市町村合併に係る電算システム統合に要します経費を計上いたしておりますので、これらの臨時的な要素を取り除き、平年ベースで比較をいたしますと、額で16億7,506万9,000円の減、率にいたしまして5.4%の減になるものと理解をいたしております。 新年度予算を性質別に分類いたしますと、投資的経費といたしまして37億145万8,000円、消費的経費におきまして191億6,551万6,000円、その他の経費といたしまして75億3,681万8,000円という構成になっております。 投資的経費につきましては、倉田山中学校の校舎改築事業の終了に伴います大幅な減などによりまして、前年度本格予算時と比較いたしまして減額となっております。 また、消費的経費におきましては、行財政改革に伴います職員数の減によりまして、人件費は減少しておりますが、市町村合併に伴います電算システム統合に要します臨時的経費が物件費を大きく増加させておりますことと、少子高齢化に伴います各種扶助費の増加によりまして、前年度比較で増額となっております。 その他の経費につきましては、介護給付費、老人医療費の増高見込み等に伴い、介護保険特別会計、老人保健医療特別会計に対します一般会計からの繰出金が増加しておりますが、公債費の減、その他によりまして、全体といたしましては、若干の減額となっております。 以下、歳出の主なものにつきまして、順を追って御説明を申し上げます。 まず、総務費におきましては、本年11月1日の合併期日までに、各市町村間のネットワークの構築や住民情報システム、財務会計システム等の電算システムの統合を図るため、これらに要する経費を計上しております。 関係3町村の負担につきましては、均等割30%、人口割70%により算定いたしました額を、電算システム統合事業町村負担金として収入することといたしております。 本事業につきましては、住民サービスに直結いたしますことから、新市発足と同時にシステムがスムーズに稼動いたしますよう、細心の注意を払い、万全を期していきたいと考えております。 各地区のコミュニティーセンター整備事業につきましては、本年度は大湊地区コミュニティーセンターの整備を進めるため、用地取得等に着手することといたしております。 また、企業誘致推進事業としましては、伊勢市工場等誘致奨励条例の臨時の特例措置に関する条例に基づき、株式会社ユーエルエーペックスに対します誘致奨励補助金を計上しております。 辺地対策事業につきましては、計画に基づき、一宇郷総合整備事業を推進していくため、所要の経費を計上しております。 次に、民生費におきましては、高齢者福祉対策といたしまして、介護保険サービスの充実を図るため、建設されますケアハウス、特別養護老人ホームに対する助成経費を計上しております。 児童福祉対策では、子育てと就労の両立支援を図るため、民間保育所・放課後児童クラブに対する支援経費等を計上しております。 次に、衛生費におきましては、市が率先して省資源、省エネルギー、自然保護などに取り組み、地域全体で環境負荷を低減する「エコタウン」の実現を目指すため、その指針策定に要する経費及び風力発電のデータ収集を目的とするとともに、環境教育・啓発活動・情報発信を行うため、小型風力発電共同研究事業に要する経費を計上しております。 また、市民一人一人が健康についての知識を持ち、健康づくりが実践できるよう、健康づくり指針を策定し、健康文化都市を目指すための経費を計上しております。 次に、労働費におきましては、若年者の雇用情勢はいまだに厳しい状況にあることから、若年求職者等に対する各種の情報提供や相談業務等を行い、早期就職を支援するために要する経費等を計上しております。 農林水産業費におきましては、各種事業の振興を図るための経費及び生産基盤の整備等に要する経費を計上しております。 農業関係につきましては、引き続き農村総合整備統合補助事業を推進し、農道、集落道、農村環境基盤整備等を行うことといたしております。 林業関係といたしましては、里山を保全し、市民が自然と親しむ空間づくりを進めるため、昨年度に引き続き、「絆の森」整備事業を推進する経費を計上しております。 水産業関係といたしましては、例年に倣い、漁港整備、水産資源の保護育成に要する経費を計上するほか、高潮時や地震による津波対策として災害対策の観点から、豊北漁港海岸の堤防の整備に着手することとしております。 次に、商工費におきましては、産業支援センター建設を推進するための経費や、市内の企業が新製品の開発や、新しい技術研究を行うなどの新分野へ進出することを支援する経費、伝統工芸品等の保存・発展及び後継者の育成を支援する経費等を計上しております。 観光費におきましては、三重県と共同で伊勢の観光資源を十分に活用した観光商品の開発、旅行会社向けの集客パンフレットを作成し、積極的な情報発信、誘客活動の展開を推進するための経費や、おかげ参り300年祭の開催に要する経費等を計上いたしております。 次に、土木費でございますが、まず道路橋梁関係といたしましては、市民の皆様から多くの御要望をいただいております生活関連道路の改良事業のほか、橋梁の耐震対策事業等に要する経費や、計画的に進めております宮本2号線、大湊川線などの幹線道路整備に要する経費等を計上をしております。 河川関係につきましては、浸水・排水対策として計画的に進めております準用河川桧尻川改修事業及び昨年度から事業を開始いたしました準用河川大掘川改修事業のほか、排水路、排水機場整備等に要する経費を計上いたしております。 都市計画関係につきましては、中心市街地活性化事業といたしまして、伊勢市駅周辺整備、TMO構想推進などを、またみなとまちづくりの推進、内宮周辺交通渋滞対策に要する経費等を計上いたしております。 そのほか街路事業では日赤神田線等を、公園事業ではバリアフリー公園、野村公園の整備を、都市下水路では計画的に推進しております倉田山都市下水路の整備に要します経費を計上しております。 住宅関係につきましては、二俣団地の建てかえ事業のほか、公営住宅の補修、改修に要する経費等を計上しております。 次に、消防費におきましては、高規格救急車の購入、消防署庁舎改修、消防団車庫整備等に要する経費を計上しております。 また、災害対策といたしましては、土砂災害に関し、警戒・避難活動を支援するシステムの整備を進めておりますが、ことしはケーブルテレビ情報処理装置設置に要する経費を計上しております。 また、例年の災害対策事業に加え、災害時におきましては、避難所との情報交換が正確・迅速に行えるよう避難所へのファクシミリの対応や、小中学校を中心とした避難所への公衆電話の先行配置などに要する経費、また住宅の耐震化対策の一環として、75歳以上の災害時要援護者を対象に、家具の転倒防止用金具の取りつけを支援する事業に要する経費などを新たに計上しております。 次に、教育費でございますが、学習支援員や学校教育支援ボランティアを活用し、きめ細かな指導の充実に要する経費や総合教育センターの設立準備に要する経費などを計上しております。 小中学校費関係では、それぞれの教育振興事業のほか、平成17年度、18年度の2カ年の継続事業といたしまして、有緝小学校の校舎改築事業を計上いたしております。 また、社会教育関係につきましては、市全体を1つの博物館としてとらえ、多くの資源を有効に活用する全市博物館構想を推進するための経費や、貴重な造船資料の調査・保存等に要する経費等を計上しております。 以上、歳出の主なものにつきまして、順を追って御説明申し上げましたが、これらに要する財源といたしましては、市税におきまして107億円、地方交付税におきまして58億円、国・県支出金におきまして47億9,611万3,000円、市債におきまして23億1,530万円等をそれぞれ充当することといたしております。 なお、歳入歳出予算のほか、継続費、債務負担行為、地方債、一時借入金、歳出予算の流用につきましても、それぞれ計上いたしておりますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 以上、一般会計の予算の概要を申し上げましたが、続きまして、特別会計及び企業会計につきまして御説明申し上げます。 まず、「議案第7号平成17年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」につきましては、総額85億7,833万9,000円となり、前年度当初予算と比較いたしますと1億6,188万5,000円の増額、率にいたしまして1.9%の伸びとなっております。これは、主に保険給付費及び介護納付費の増によるものでございます。 次に、「議案第8号平成17年度伊勢市老人保健医療特別会計予算」につきましては、総額88億6,315万1,000円となり、前年度当初予算と比較いたしますと2億5,583万2,000円の増額、率にいたしまして3%の伸びとなっております。これは、主に医療給付費の増額がその原因となっております。 次に、「議案第9号平成17年度伊勢市介護保険特別会計予算」につきましては、総額61億6,528万8,000円となり、前年度当初予算と比較いたしますと、金額にして8億9,887万3,000円、率にいたしまして17.1%の大幅な伸びとなっております。これは、保険給付費のうち、居宅サービス給付費及び施設サービス給付費に要する経費が増高していることによるものでございます。 次に、「議案第10号平成17年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」につきましては、総額6,010万5,000円となり、貸付金元利金の回収、公債費、事務費を計上しております。 次に、「議案第11号平成17年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計予算」につきましては、総額98万3,000円となり、貸付金元利金の回収、事務費等所要の経費を計上しております。 次に、「議案第12号平成17年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計予算」につきましては、総額7,278万8,000円となり、伊勢市まちなみ保全条例に基づく貸付金のほか、所要の事務費を計上しております。 次に、「議案第13号平成17年度伊勢市公共下水道事業特別会計予算」につきましては、総額42億6,124万9,000円となり、前年度当初予算と比較いたしますと、1億8,112万4,000円の増額、率にいたしまして4.4%の伸びとなっております。これは主に流域関連公共下水道事業に要します経費及び公債費の増によるものでございます。 次に、「議案第14号平成17年度伊勢市土地取得特別会計予算」につきましては、総額1億9,942万6,000円となっております。土地開発基金からの繰入金を財源とし、公共事業促進のため、用地の先行取得に要する経費を計上しております。 次に、「議案第15号平成17年度伊勢市病院事業会計予算」につきましては、業務の予定量といたしまして、入院患者1日平均365人、外来患者1,120人、健診・ドック41人と見込み、収益的収入及び支出に要する経費を計上しております。 資本的収支におきましては、健診センターの建設、6病棟の改修及び機械備品等資産購入に要する経費を計上しております。 病院事業につきましては、国の医療費抑制方針もあり、収支状況は非常に厳しいものと予想されますが、病院事業管理者を設置し、患者サービスの向上に努めるとともに、さらなる合理化、健全経営に努めてまいりたいと考えております。 次に、「議案第16号平成17年度伊勢市水道事業会計予算」につきましては、業務の予定量といたしまして、給水戸数4万3,500戸、年間総給水量1,556万5,000立方メートルを見込み、収益的収入及び支出に所要の経費を計上しております。 資本的収支におきましては、加圧施設更新事業、公共下水道事業に伴う配水管の布設がえ等の建設改良費を主なものとして計上をしております。 水道事業につきましても、より一層経営の合理化を推進し、企業としての独立採算制を堅持し、健全経営に努めたいと考えております。 以上、新年度の各予算につきまして、その概要を申し上げましたが、続きまして、補正予算につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正は、各会計とも本年度の最終的な補正として整理を行ったものでございますが、前回の補正後発生しました必要経費につきましては、追加をお願いをしております。 以下、今回補正をお願いしております各会計につきまして、主なものを御説明申し上げます。 まず、「議案第17号平成16年度伊勢市一般会計補正予算(第6号)」につきましては、3億5,205万円の減額となっております。 歳出において追加した主なものは、退職手当、老人保健医療繰出金等でございまして、減額します主なものは、公共下水道事業繰出金、実績見込みに伴います各種福祉関係経費、公債費等でございます。 歳入におきましては、それぞれ実績見込みにより補正を行っておりますが、地方債につきましては、現段階で見込まれます起債額を計上しております。 これら、歳入歳出を整理しました結果、繰り入れを予定しております財政調整基金26億9,000万円につきましては、5億3,130万4,000円を減額することとし、最終的に21億5,869万6,000円の繰り入れを予定することといたしております。 以上が概要でございますが、以下、順を追って主なものを御説明申し上げます。 まず、総務費におきましては、勧奨退職者の退職金等を追加計上しております。 民生費におきましては、社会福祉、老人福祉、児童福祉、生活保護費等の経費につきまして、それぞれ実績見込みにより減額、または追加補正をしております。 土木費におきましては、道路・河川・都市計画事業等におきまして、事業の実績見込み、国補助事業費の追加等によりまして、それぞれ減額または追加を行っております。 なお、歳出予算に関連しまして、継続費、繰越明許費、地方債につきましても、それぞれ補正をしております。 次に、「議案第18号平成16年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」につきましては、2億9,203万7,000円の減額となっております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、主に保険給付費の実績見込みにより整理を行ったものでございます。 次に、「議案第19号平成16年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)」につきましては、3億5,833万3,000円の追加となっておりますが、医療費の実績見込みにより補正を行ったものでございます。 次に、「議案第20号平成16年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号)」につきましては、4,420万1,000円の追加となっておりますが、保険給付費の実績見込みにより補正を行ったものでございます。 次に、「議案第21号平成16年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、29万9,000円の減額となっております。 次に、「議案第22号平成16年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、2万5,000円の追加となっております。 次に、「議案第23号平成16年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、6,006万円の減額となっております。 次に、「議案第24号平成16年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」につきましては、1億4,234万9,000円の減額となっておりますが、事業の実績見込みによるものでございます。その他、事業費に関連しまして、繰越明許費、地方債につきましても補正を行っております。 次に、「議案第25号平成16年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)」につきましては、1億6,782万2,000円の減額となっております。これは、主に公共用地先行取得経費の実績見込みに伴う減でございます。 次に、「議案第26号平成16年度伊勢市病院事業会計補正予算(第1号)」につきましては、収益的収支及び資本的収支におきまして、薬品費の減額、退職金の追加計上等をその主なものとしておりますが、その他、それぞれの実績等に基づきまして補正を行っております。 次に、「議案第27号平成16年度伊勢市水道事業会計補正予算(第3号)」につきましては、収益的収支及び資本的収支におきまして、それぞれ実績等に基づき必要額及び不要額の補正を行っております。 以上、新年度予算及び平成16年度の補正予算につきまして、それぞれ概要を申し述べましたが、続きまして、条例関係等について御説明を申し上げます。 まず、「議案第28号伊勢市部課設置条例の一部改正について」は、行財政改革をさらに推進し、効率的、効果的な行政運営及び一層の市民サービスの向上を図ることとするため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第29号伊勢市情報公開条例の一部改正について」は、電磁的に記録された公文書の取り扱いに関し、必要な事項を定めるとともに、その他、規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第30号伊勢市個人情報保護条例の一部改正について」は、個人情報の漏えい等に対する罰則規定を設置するとともに、電磁的に記録された個人情報の取り扱いに関し、必要な事項を定めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第31号伊勢市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について」は、地方自治法第234条の3及び地方自治法施行例第167条の17の規定に基づき、長期継続契約を締結することができる契約に関し必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第32号伊勢市手数料徴収条例の一部改正について」は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正及び社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律の制定に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第33号伊勢市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正について」は、児童福祉法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第34号伊勢市観光文化会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、使用料の減免の規定を設けるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第35号伊勢市葬祭取扱所の設置及び管理に関する条例の廃止について」は、行財政改革の中で、種々御議論をいただいてまいりました市の葬祭業務について、セーフティーネットとして4月1日から規格葬祭制度を設けることとし、市の葬祭取扱所は本年度末をもって廃止させていただこうとするものでございます。 次に、「議案第36号伊勢市農業委員会条例の一部改正について」は、農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、議会の推薦に係る委員の定数を改めることとするため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第37号伊勢市工場等誘致奨励条例の臨時の特例措置に関する条例の一部改正について」は、本市における工場等の設置をより一層奨励するため、伊勢市工場等誘致奨励条例の特例措置の期間を、平成20年3月31日まで延長しようとするものでございます。 次に、「議案第38号伊勢市法定外公共物の管理に関する条例の制定について」は、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、国から譲与されることとなりました法定外公共物の管理に関し必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第39号伊勢市消防団条例の一部改正について」は、消防団員に対する職務報酬の額を引き上げるため、条例を改正しようとするものでございます。 以上、一括上程されました「議案第6号平成17年度伊勢市一般会計予算」外33件につきましての御説明とさせていただきます。 なお、詳細につきましては、総合政策推進部長及び総務部長から御説明を申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本幸生君) 説明の途中でありますが、15分間休憩します。 △休憩 午前11時04分
    △再開 午前11時19分 ○議長(森本幸生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 上程中の議案に対する説明を続けます。 総合政策推進部長。 ◎総合政策推進部長(松下裕君) 一括上程中の「議案第6号平成17年度伊勢市一般会計予算」外21件につきまして、補足の御説明を申し上げます。 まず、「議案第6号平成17年度伊勢市一般会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 新年度予算総額は304億379万2,000円でございまして、前年度当初予算と比較いたしますと、金額で7億3,015万円、率で2.5%の増となっております。これは前年度当初予算が骨格予算を編成させていただいたことによるものでございます。 なお、新年度予算書の中で、前年度との比較増減が大きくなっておりますが、骨格予算との比較になっておりますので、御理解のほどをお願い申し上げます。 それでは、説明の便宜上、歳出からその主なものにつきまして御説明を申し上げますので、まず52ページをお開きいただきたいと存じます。52ページでございます。 53ページ下段の款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費でございますが、市長、助役及び収入役の人件費並びに一般職員人件費におきまして、来る11月1日の合併に伴い、失職いたします市長、収入役及び来年3月定年退職を迎えます職員13名分の退職手当、合わせて2億855万1,000円を計上いたしております。 なお、退職手当につきましては、款11教育費におきましても、来る11月1日の合併に伴い失職いたします教育長分129万8,000円の計上となっております。 次に、57ページ上段の目6広報広聴費におきます3,473万9,000円の増額は、大事業1広報事業、中事業5ケーブルテレビ加入促進事業補助金におきます増額がその主なものでございます。 下段の目8電算事務管理費では、さきの臨時会で御審議いただきました債務負担行為の予算化としまして、次の58ページの説明欄、大事業3市町村合併移行準備事業、中事業1電算システム統合事業に必要となる経費8億351万3,000円を計上しております。 次に、63ページ下段の目19財産管理費におきます7,597万1,000円の減額は、平成16年度に実施しました庁舎駐車場整備事業の減等でございます。 次に、66ページをお願いいたします。66ページ下段の目22市民交流推進費では、大事業3国際交流推進事業、中事業2グローバリゼーション・フォーラム2005開催補助金としまして60万円を計上いたしております。これは、平成17年11月に、三重県営サンアリーナで開催されます大会を後援し、三重県及び伊勢市が経費を補助するものでございます。 次に、67ページの下段の目23コミュニティーセンター費では、説明欄、大事業1地区コミュニティーセンター整備事業、中事業1大湊地区コミュニティーセンター新築事業に必要となります測量・地質調査・設計の委託、土地購入費及び造成工事等に要する経費7,737万3,000円を計上しております。 次に、71ページをお願いいたします。71ページ下段の項2地域振興費、目1振興開発費の6,923万円の増額は、大事業1企業誘致推進事業、中事業2工場等誘致奨励補助金のうち、伊勢市工場等誘致奨励条例の臨時の特例措置に関する条例に基づく株式会社ユーエルエーペックスへの補助金がその主なものでございます。 次に、72ページ下段の目3辺地対策事業費でございますが、一宇郷総合整備事業としまして1億4,244万4,000円を計上いたしております。これは、横輪・矢持地区の活性化のため、平成16年度から継続して実施しているもので、本年度はハード面での整備に加え、ソフト面での円滑な事業運営形態等の確立を図るため、地元支援のための補助金を、心豊かな里づくり支援事業としまして計上いたしております。 次に、77ページをお願いいたします。77ページからの項5選挙費におきましては、本年度執行を予定しております農業委員会委員選挙に関します所要の経費等を計上いたしております。 次に、81ページをお願いいたします。81ページの項6統計調査費、目4国勢調査費でございますが、本年度は5年に一度の国勢調査の年に当たりますので、国勢調査に関します所要の経費等を計上いたしております。 次に、83ページをお願いいたします。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費でございますが、この目におきましては、国民健康保険特別会計に対します繰出金4億8,721万4,000円を計上しております。 次に、87ページから88ページにかけましての目3知的障害者福祉費でございますが、この目におきましては、新たに88ページ中段の大事業7障害児・知的障害者相談支援センター事業としまして693万4,000円を計上いたしております。これは平成16年8月から試行的に設置をしました相談支援センター「ブレス」の経過が良好なため、今後の伊勢市の障害者福祉の重要な事業として位置づけ、また知的障害者福祉を推進する専門機関として事業を行うものであります。 次に、91ページをお開きください。項2老人福祉費、目1老人福祉推進費におきます20億6,267万6,000円につきましては、伊勢市養護老人ホーム万亀会館の指定管理者への運営経費としまして、92ページ下段説明欄にあります、大事業8施設福祉事業、中事業2老人ホーム入所措置事業と、中事業3老人ホーム施設管理経費を合わせて1億8,600万円、93ページ下段説明欄に記載の老人保健医療繰出金6億6,028万5,000円、及び介護保険特別会計繰出金9億3,130万1,000円がその主なものとなっております。 なお、万亀会館に関します経費につきましては、万亀会館の指定管理者への管理運営委託に伴いまして、従来予算計上しておりました老人福祉施設費を廃目とし、本年度から老人福祉推進費の中で計上することとしましたので、御了承賜りますようお願いいたします。 次に、94ページをお開きください。項3児童福祉費、目1児童福祉総務費におきましては、子育て支援事業、放課後児童対策事業、民間保育所各種補助事業等を計上しております。 次に、95ページの目2児童措置費につきましては、児童手当支給事業の特例給付の対象年齢拡大に伴いますことが、その主な要因としまして、前年度対比1億6,186万4,000円の増額となっております。 次に、103ページをお開きください。款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費につきましては、大事業2におきまして、伊勢広域環境組合の運営管理に関する経費のうち、斎場分及びし尿処理分、合わせまして4億4,368万1,000円の負担金を計上しております。 次に、104ページでございますが、大事業7美しいまちづくり事業、中事業1エコタウン推進事業では、地域全体で環境負荷を軽減するエコタウンの実現を目指し、市民・市・事業者のそれぞれの取り組みを進めるための指針策定を初め、小型風力発電に関し共同研究事業を実施するために必要となる経費820万円を計上いたしております。 次に、105ページをお開きください。目2保健センター費ですが、大事業2保健衛生推進事業、中事業6健康文化都市推進事業におきましては、市民一人一人が健康についての知識を持ち、健康づくりを実践できるよう、指針の策定に要する経費等402万5,000円を計上し、また大事業5におきましては、病院事業に対する繰出金4億5,000万円を計上いたしております。 次に、107ページをお開きください。目4成人保健推進費の3億2,400万4,000円は、大事業3健康診査事業におきます基本健康診査、がん検診等がその主なものとなっております。 次に、108ページの目6墓地費におきましては、大事業2墓地整備事業で、新たに中事業2大湊墓地整備事業330万円を計上いたしております。これは、市営大湊墓地の境界にあります既設ブロック塀の老朽化が著しいため、改修工事に要する経費を計上いたしております。 次に、111ページをお願いいたします。項2清掃費、目1清掃総務費では、伊勢広域環境組合に対しますごみ処理にかかります負担金8億4,298万8,000円を計上しております。 次に、112ページ下段の目2資源循環推進費では、大事業1ごみ減量・資源化推進事業、中事業2指定袋制度運営事業に必要となる経費3,745万5,000円を計上しております。中事業6資源回収ステーション推進事業におきまして1,021万7,000円を計上いたしております。これは平成14年度から継続して実施しております資源回収ステーションの設置でございまして、本年度は北浜・浜郷・沼木の3地区に設置を予定しており、設置工事に要します経費を計上いたしたものでございます。 次に、115ページから116ページにかけましての款5労働費、項1労働諸費、目1労働諸費では、若年求職者等支援事業、中高年齢者職業相談室運営支援事業を初めとする雇用対策事業、また中小企業勤労者福祉サービスセンター補助金、ファミリーサポートセンター推進事業を初めとする勤労者福祉事業等、事業推進に要します経費、合わせて1億7,329万円を計上いたしております。 次に、118ページの款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費におきまして、農林水産物を初めとする地元産品のPRを行い、産業の振興を図ることを目的としまして、大事業2地産地消推進事業581万8,000円を計上いたしております。 次に、121ページから122ページにかけましての目8農村総合整備統合補助事業費3億316万7,000円は、農道、集落道路、排水路、防火水槽など、農村地域の生活環境基盤などの整備費でございます。 次に、123ページの項2林業費、目2林業振興費では、大事業5絆の森整備事業としまして5,293万1,000円を計上いたしております。 次に、124ページの下段の目2水産振興費におきましては、水産物荷揚施設整備事業補助金160万円を計上いたしております。これは漁船からの荷揚げ作業が重労働であり、危険が伴うため、高齢者対策、事故防止、水産物の安定供給の視点から支援を行うものであります。目総額では5,086万1,000円の減額となっておりますが、これは平成16年度の広域漁協合併推進事業の減等によるものでございます。 次に、125ページの下段の目4漁港建設費におきましては、大事業2海岸整備事業、中事業1豊北漁港海岸整備事業に必要となる経費6,401万円を計上しております。これは、安全なまちづくり、防災対策の強化の一つとしまして、高潮や地震時の津波に備え、海岸堤防の整備を実施するものであります。 次に、127ページをお開きください。下段の款7商工費、項1商工費、目2商工業振興費におきましては、説明欄大事業5産業支援センター推進事業に必要となる経費2,133万1,000円を計上しております。これは、賑わいのあるまちづくり、産業の振興と雇用の促進の一つとしまして、産業支援センターの設立に向け、産業支援戦略の策定及びセンター施設建設のための準備に着手するものであります。 次に、129ページをお開きください。款8観光費、項1観光費、目1観光総務費におきまして、大事業2もてなし心醸成事業、中事業4低床バス導入補助金80万円を計上いたしております。これは、高齢者や身体障害者が伊勢、二見、鳥羽地域を快適に旅行できますよう、現在運行しておりますキャンバスに低床ノンステップバスを導入するため、一部経費負担を行うものであります。 次に、130ページから131ページの目2旅客誘致費では、新たに有機的な情報発信、誘客活動を実施するため、大事業2旅客誘致受入宣伝事業としまして、「はじまりのまち伊勢」誘客戦略推進事業に735万円、おかげ参り300年祭事業開催負担金200万円、明かり行事事業開催負担金110万円を計上いたしております。 次に、131ページ下段でございますが、目3伝統文化推進費の科目を新設しまして、平成18年、19年のお木曳き行事に向けた諸準備、及びお伊勢大祭の開催に要する経費としまして2,300万円を計上しております。 次に、132ページをお願いいたします。款9土木費、項1土木管理費、目1土木総務費におきまして、大事業3急傾斜地崩壊対策事業、中事業1県営事業地元負担金としまして200万円を計上いたしております。 次に、134ページをお開きください。下段の項2道路橋梁費、目3道路新設改良費3億6,936万9,000円につきましては、道路の拡幅及び舗装並びに道路側溝の新設改良等に要する経費でございまして、道路機能及び排水機能の向上・回復、通行の安全確保、ひいては生活基盤及び生活環境の向上を図ろうとするものでございます。 次に、135ページでございますが、下段の目6道路整備事業費2億4,049万9,000円につきましては、継続事業の宮本2号線、大湊川線の道路整備に要する経費を計上いたしたものでございます。財源といたしましては、国庫補助金、地方債を予定しております。 次に、137ページの目7防衛施設周辺整備事業費8,159万2,000円は、防衛施設庁の補助を得て実施する森磯西線及び磯小俣3号線外の道路改良に要する経費を計上しております。財源といたしましては、国庫補助金、地方債を予定しております。 次に、139ページをお開きください。項3河川費、目5河川改修事業費2億6,139万3,000円は、国庫補助金、地方債を財源としまして、準用河川桧尻川の改修及び防衛施設周辺障害防止事業としての準用河川大掘川の改修に要する経費を計上いたしております。 次に、141ページをお願いします。目7排水路整備費1億5,413万9,000円につきましては、浸水・排水対策を推進するため、排水機場の整備、生活排水路の改良整備等に要する経費を計上いたしております。 次に、142ページをお開きください。下段の項5都市計画費、目1都市計画総務費104億4,327万8,000円でございますが、主なものといたしましては、143ページになりますが、公共下水道事業に対する繰出金9億2,927万8,000円を計上いたしております。また、新たに土地の有効利用と管理のため、大事業5土地利用基本構想推進事業、中事業1土地利用推進方策調査検討事業400万円と、大事業6土地区画整理管理事業50万円を計上いたしております。 次に、143ページの下段から144ページにかけましての目2まちづくり推進費につきましては、大事業1まちづくり推進事業、中事業2観光交流空間づくり推進事業では、NPOが進める観光戦略の核となる魅力ある地域づくりの取り組みに対する支援等171万8,000円を計上いたしております。 大事業2中心市街地活性化事業、中事業1伊勢市駅周辺整備事業におきましては、外宮いざないの道、河崎本通舗装工事に要する経費、その他、3,211万7,000円を計上いたしております。中事業2TMO構想推進協働事業で521万6,000円を計上いたしておりますが、これは、平成17年1月から、新道商店街で活動しておりますTMOの運営経費や中心市街地情報PR事業推進に要する経費でございます。 大事業3みなとまちづくり推進事業、中事業1宇治山田港交流拠点及び勢田川歴史観光交流軸整備事業は、河崎歴史文化交流拠点と宇治山田港交流拠点を、歴史的な交流軸である勢田川で結び、勢田川流域が一体となってみなとまちづくりを進めるため神社港に海の駅を整備する経費、その他1,610万6,000円を計上いたしております。 次に、145ページ下段から147ページにかけましての目4街路事業費2億6,784万3,000円は、日赤神田線の整備に要する経費を計上いたしております。その財源としましては、国庫補助金、地方債を予定いたしております。 次に、147ページの目5公園費は、計画的に実施しております大事業1やさしい公園づくり事業、中事業1バリアフリー公園整備事業に1,728万7,000円を計上しております。 また、大事業2防衛施設周辺民生安定施設整備事業、中事業1野村公園につきましては、平成17年度、平成18年度の継続費設定事業としまして、初年度分事業費1,473万6,000円を計上しておりますので、御了承をお願い申し上げます。 次に、148ページをお開きください。目6都市下水路費の7,607万2,000円は、倉田山都市下水路の整備に要する経費でございます。 次に、151ページをお願いいたします。項6住宅費、目2公営住宅建設費は、大事業1公営住宅等建設事業、中事業1二俣団地建替事業で1億7,113万7,000円を計上しておりますが、平成17年度、平成18年度の継続費設定事業として実施します。二俣団地建てかえの第2期事業でございまして、鉄筋コンクリート3階建て18戸の整備を予定しております。 次に、153ページをお願いいたします。款10消防費、項1消防費、目1常備消防費では、消防、救急及び救助用資機材の整備に要します経費のほか、防衛施設周辺消防施設整備事業補助金を活用しまして、普通救急車を高規格救急車に更新するための経費3,468万1,000円を計上しております。 次に、155ページをお開きください。目3消防施設費3,641万3,000円につきましては、消火栓等、消防施設の維持管理に要する経費のほか、消火栓の新設改良や老朽化などにより建てかえの必要が生じてまいりました消防団車庫の整備、職員の健康管理のため、夜間交代勤務者の仮眠を十分にとるための仮眠室の個室化に要する経費等を計上いたしております。 次に、156ページ下段から157ページにかけましての目5災害対策費につきましては、昨年9月の台風21号の豪雨による甚大な被害を教訓とし、また大規模地震に対する備えとしまして、幾つかの新規事業等を予算計上いたしました。 まず、大事業3防災対策事業、中事業7防災行政無線整備事業におきまして、台風襲来時における防災行政無線を利用しての情報伝達活動に万全を期するため、伝播範囲を調査するために要する経費50万円を計上いたしております。 次に、中事業10家具等転倒防止事業におきまして、住宅の耐震化対策の一環としまして、家庭内の家具の固定金具取りつけを実施するために要する経費550万円を計上いたしております。 なお、本年度は75歳以上の高齢者のみの世帯、または身体障害者手帳の交付を受けている身体障害者のみの世帯、または療育手帳の交付を受けている知的障害者のみの世帯を対象としまして、取りつけ実施数は500世帯を予定いたしております。 次に、中事業11避難所等整備・運営事業におきまして、避難所への公衆電話先行配線に要する経費、避難所への情報伝達のためのファクス機を貸与する経費、災害活動拠点施設として、空からの識別が可能となるよう市庁舎屋上への番号表示に要する経費等178万5,000円を計上いたしております。 次に、大事業4防災基盤整備事業、中事業5土砂災害情報相互通報システム整備事業におきましては、県から受信した土砂災害関連情報をケーブルテレビを通じて情報提供し、土砂災害に対する警戒、避難活動を支援するシステム構築に要する費用950万円を計上いたしております。 次に、160ページをお願いいたします。款11教育費、項1教育総務費、目4教育研究所費につきましては、教育相談事業、その他研究所の運営に要します経費1,464万5,000円、及び小中学校の教育用コンピュータの管理等に要します経費7,930万2,000円が主なものとなっております。 次に、161ページの目5人権教育費では、新たに大事業2人権教育推進事業、中事業7人権教育研究推進事業としまして40万円を計上いたしております。これは市内中学校区の中から1校区を研究指定校区に指定しまして、その校区が主体的に研究主題を設定し、研究実践活動に取り組むための具体的な実施計画を立て、その実践活動に必要となる経費を計上いたしております。 次に、163ページから164ページにかけましての項2小学校費、目1小学校管理費3億1,926万7,000円でございますが、学校管理経費及び校舎屋内運動場の改修費等を計上いたしております。 次に、目2小学校教育振興費6,679万9,000円は、学校図書など備品の充実経費のほか、特色ある教育活動支援事業に要する経費等を計上いたしております。 次に、165ページの目3小学校建設費では、宮山小学校校舎増築事業につきまして、既存校舎の改修、通学路改善及び運動場改修に要します経費5,500万円、並びに平成17年度、平成18年度の継続費設定事業といたしまして、有緝小学校校舎改築事業に要します経費6億353万3,000円を計上いたしております。 なお、有緝小学校校舎改築事業の本年度施工分は、仮設校舎建設、既存校舎解体及び本体工事着手を予定しております。 次に、166ページにかけましての項3中学校費、目1中学校管理費1億9,333万6,000円でございますが、小学校と同様に学校管理経費及び校舎、屋内運動場等の改修に要する経費等を計上いたしております。 次に、167ページの目2中学校教育振興費4,417万1,000円でございますが、小学校と同様に学校図書など備品の充実経費、特色ある教育活動支援事業のほか、自分発見!中学生・地域ふれあい事業におきまして、地域における職場体験活動の実施経費等を計上いたしております。 次に、171ページから172ページにかけましての項5社会教育費、目3文化振興費におきましては、美術展開催、市民芸術文化誌出版事業等、文化振興事業のほか、文化財保護事業、全市博物館構想推進事業等に要します経費等を計上いたしております。 次に、173ページから174ページにかけましての目5図書館費におきましては、173ページでございますが、大事業2図書館運営事業、中事業4ブックスタート支援事業としまして116万4,000円を計上いたしております。これは子育て支援事業の一環として実施するものでございまして、1歳6カ月健康診査時に事業の趣旨を説明し、幼児用の図書、解説書等をセットにした、いわゆるブックスタートパックを配布し、絵本の読み聞かせを推進し、ひいては図書館利用の拡大を図ろうとするものでございます。 次に、174ページから176ページにかけましての目6生涯学習センター費は、大事業2生涯学習センター事業におきまして、各種講座の開催に要します経費、生涯学習フェスティバルの開催に要します経費、子供の体験活動推進事業に要します経費等を計上いたしております。 次に、176ページ上段の目7学習等供用施設費では、学習等供用施設改修事業としまして3,650万円を計上しております。これは、建設から25年以上が経過し、機能低下の著しい学習等供用施設の空調設備の修繕工事を実施するもので、民生安定施設整備事業国補助金補助残額の2分の1の地元負担金を充当し、事業実施することといたしております。 次に、179ページから180ページにかけましての項6保健体育費、目4体育振興費4,151万6,000円でございますが、主なものは、大事業4集客誘致大会開催事業におけますお伊勢さん健康マラソン大会、その他各種大会開催事業で1,870万1,000円を計上いたしております。 なお、本年度におきましては、全国中学校体育大会のバレーボール、剣道の2種目が伊勢市で開催されますことから、開催地負担金としまして800万円を計上いたしております。 大事業1生涯スポーツ推進事業におきます生涯スポーツ行事開催事業、総合型地域スポーツクラブ育成事業その他で739万6,000円、大事業3競技スポーツ推進事業におきますジュニア育成事業、各種スポーツ強化育成・組織強化事業補助金その他で341万円を計上いたしております。 また、大事業5国際親善推進事業におきますスポーツ国際交流推進事業で60万円を計上いたしております。これは5月中旬の日独交流と7月下旬の日韓交流を予定しております。日独交流では伊勢市へ招待し、日韓交流では韓国への派遣を予定しております。 次に、182ページをお開きください。款12災害復旧費、項2公共土木施設災害復旧費、目1道路橋梁災害復旧費では、道路橋梁災害、これは平成16年度災でございますが、復旧事業としまして500万円を計上いたしております。これは、平成16年6月の台風6号により被災しました市道円座11号線の復旧工事でございます。 なお、災害査定が平成17年1月にずれ込んだため、過年度災として実施するものであります。 次に、186ページ、款13公債費の38億9,760万1,000円でございますが、償還年次表に基づく元利償還額、一時借入金利子等を計上いたしております。 次に、187ページでございますが、款15予備費につきましては、災害復旧等緊急の事態に対応するため、3,000万円を計上いたしております。 以上、簡単でございますが、歳出の説明を終わらせていただきます。 続きまして歳入ですが、17ページにお戻りをいただきたいと存じます。まず、款1市税につきましては、17ページから19ページに記載のとおり、市税全体で107億円、前年度当初予算額と比較いたしますと5,000万円、率にいたしまして0.5%の増となっております。御承知のように、市税収入は長引く景気の低迷や、減税等の税制改革により大変厳しい状況となっており、4年ぶりに前年度当初予算対比でプラスとなりましたものの、予断を許さない状況であるとの認識のもと、より一層慎重な財政運営を行ってまいりたいと考えております。 次に、20ページの款2地方譲与税から、24ページ上段の款12交通安全対策特別交付金に至る歳入につきましては、地方財政計画等を参考にいたしまして予算計上したものでございます。 次に、24ページからの款13分担金及び負担金、25ページからの款14使用料及び手数料、28ページからの款15国庫支出金、33ページからの款16県支出金につきましては、いずれも説明欄に記載のとおりでございまして、それぞれの条例の定める額及び補助要綱等に基づき算出をし、計上いたしたものでございます。 次に、41ページにまいりまして、款19繰入金、項1基金繰入金につきましては、財源調整のための財政調整基金繰入金、財源対策債等償還金相当分等に対する減債基金繰入金等、所要額を計上いたしております。 次に、50ページから51ページにかけましての款22市債は、それぞれ説明欄に記載の適債事業に充当します金額を計上いたしております。 以上で歳入の説明を終わらせていただきます。 恐縮でございますが、11ページにお戻りください。11ページの第2表では、野村公園整備事業、二俣団地市営住宅改築事業第2期及び有緝小学校校舎改築事業の3件につきまして、2カ年の継続費の設定をいたしております。 次に、第3表では、三重県信用保証協会の融資保証に対する損失補償及び伊勢市土地開発公社の事業運営資金に対する損失補償としまして、債務負担行為を設定いたしております。 次に、12ページをお開きください。第4表地方債は、平成17年度の適債事業につきまして、限度額等を計上いたしております。 次に、2ページにお戻りいただきまして、第5条では、一時借入金の限度額を40億円といたしております。 以上で一般会計予算の説明を終わらせていただきます。 ○議長(森本幸生君) 説明の途中でありますが、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時55分 △再開 午後1時00分 ○議長(森本幸生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 上程中の議案に対する説明を続けます。 総合政策推進部長。 ◎総合政策推進部長(松下裕君) それでは、引き続きまして補足の御説明を申し上げます。 恐れ入ります、予算書の197ページをお開きいただきたいと存じます。「議案第7号平成17年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 新年度は、歳入歳出予算におきまして85億7,833万9,000円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしますと、1億6,188万5,000円の増額となり、率にいたしまして1.9%の伸びとなっております。 それでは、歳出からその主なものにつきまして御説明を申し上げます。 215ページをお開きいただきたいと存じます。款2保険給付費、項1療養諸費でございますが、過去の実績額、被保険者数及び最近の医療費の動向を見込みまして52億3,927万円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしますと、1億2,037万6,000円の増額となります。これは、制度改正により、70歳以上の高齢受給者の増加、長引く不況による社会保険離脱者の増など、被保険者数の増に伴う医療費の増が大きな要因となっております。 次に、216ページにまいりまして、項2高額療養費に5億3,226万3,000円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしますと、3,833万9,000円の増額でございます。 次に、217ページの下段から218ページの上段にかけましての款3老人保健拠出金でございますが、16億6,445万8,000円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしますと、6,942万5,000円の増額でございます。これは、老人保健法の改正に伴います老人保健対象者数の減少等による医療費の減少と、公費負担割合の変更による保険者負担の減少が要因となっております。 次に、同じく218ページの款4介護納付金に5億5,161万7,000円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしますと、5,216万4,000円の増額でございます。これは介護保険第2号被保険者数及び1人当たりの負担額により算出し、社会保険診療報酬支払基金へ支払うものでございます。 次に、同じく218ページの款5共同事業拠出金に1億6,999万7,000円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしますと、1,829万4,000円の増額でございます。これは、国保連合会が主体となって実施されるもので、高額医療費に対する再保険制度であり、国保連合会に当市の負担分として支出するものでございます。 なお、この拠出金につきましては、国及び県から拠出金の4分の1ずつ財政補てんがされるものでございます。 次に、歳入につきまして御説明を申し上げますので、204ページにお戻りをいただきたいと存じます。 款1国民健康保険料で27億8,460万2,000円を計上いたしております。保険料の収納率といたしまして、一般被保険者現年賦課分で92.5%、退職被保険者等現年賦課分で98.1%を見込み計上いたしたものでございます。 次に、205ページの款2国庫支出金、項1国庫負担金につきましては、一般被保険者に係る保険給付費、老人保健医療費拠出金、介護納付金に対する国の負担金及び高額医療費共同事業に対する国の負担分、その他を合わせまして18億3,455万9,000円を計上いたしております。 次に、同じく205ページ下段の項2国庫補助金といたしまして4億6,105万8,000円を計上いたしておりますが、これは市町村間の財政力の格差を補うものとして、国の予算の範囲内で交付されるものでございます。 次に、206ページ、款3療養給付費等交付金21億9,148万9,000円を計上いたしておりますが、これは社会保険診療報酬支払基金からの退職被保険者等の保険給付費に係る交付金でございます。 次に、同じく206ページ、款4県支出金、項1県負担金4,249万1,000円を計上いたしておりますが、これは高額医療費共同事業に対する県の負担分でございます。また、項2県補助金としまして2億5,614万3,000円を計上いたしておりますが、これは国の行財政改革に伴い、新たに県から保険給付費等の5%、18年度からは7%が交付されるものでございます。 次に、207ページ、款5共同事業交付金1億円を計上いたしておりますが、これは高額医療費共同事業交付金として、国保連合会から70万円以上の高額医療費について、実績に基づき交付されるものでございます。 次に、207ページ下段の款7繰入金、項1他会計繰入金で4億8,721万4,000円を計上し、208ページ、項2基金繰入金は収支差し引きしました結果、財政上4億881万5,000円の調整が必要となりましたので、財政調整基金から繰り入れをするものでございます。 以上で国民健康保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、227ページをお開きいただきたいと存じます。 「議案第8号平成17年度伊勢市老人保健医療特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 予算総額は88億6,315万1,000円でございまして、前年度当初予算と比較いたしますと2億5,583万2,000円、率にいたしまして3.0%の増となっております。 それでは、歳出から御説明を申し上げますので、237ページをお開きいただきたいと存じます。 まず、款2医療諸費につきましては、医療費の負担金と、これに伴います審査支払手数料に対しまして過去の実績及び医療保険制度改革に伴う医療費等を勘案し、88億865万3,000円を計上いたしました。前年度当初予算に比較いたしまして、3.0%の増となっております。 232ページにお戻りいただきたいと存じます。歳入でございますが、款1支払基金交付金、款2国庫支出金、及び233ページの款3県支出金の現年度分につきましては、老人医療費等から定められた負担割合により算出しました収入見込額を計上いたしております。 同じく233ページの款4繰入金につきましては、医療費に対する負担割合により算出されたもの、及び事務費等に要する財源といたしまして、一般会計から繰り入れをするものでございます。 以上で老人保健医療特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、245ページをお開きいただきたいと存じます。 「議案第9号平成17年度伊勢市介護保険特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 新年度予算の総額は61億6,528万8,000円で、前年度当初予算と比較いたしますと、額で8億9,887万3,000円、率で17.1%の増となっております。 それでは、歳出から主なものを御説明申し上げますので、264ページをお開きください。 款1総務費、項6計画策定費482万1,000円でございますが、18年度から20年度を事業年度とする第3期介護保険事業計画、及び老人保健福祉計画の策定経費を計上いたしております。 なお、合併後の新市としての計画とするため、策定につきましては、各町村からの負担金を得て、合併の4市町村共同で行う予定でございます。 続きまして、265ページから266ページにかけましての款2保険給付費、項1介護サービス等諸費でございますが、総額で59億6,858万円を計上いたしております。この保険給付費の総額は、16年度の実績見込みに加え、17年度に解説される施設におけるサービス料等を勘案し、所要額を計上したものでございます。 主なものは、目1居宅サービス給付費28億9,646万5,000円、目2施設サービス給付費27億2,846万9,000円、目5居宅サービス計画費2億3,727万3,000円となっております。 次に、266ページをお願いいたします。款3財政安定化基金拠出金500万6,000円でございますが、これは円滑な介護保険財政の運営を図るために、県が設置する財政安定化基金への拠出金でございます。 続きまして、歳入予算につきまして御説明申し上げます。253ページにお戻りいただきたいと存じます。 款1保険料におきまして、65歳以上の第1号被保険者に納めていただく保険料8億1,894万1,000円を計上いたしております。 次に、款2国庫支出金、項1国庫負担金11億9,371万6,000円ですが、これは保険給付に係る国の負担分でございます。 次に、項2国庫補助金、目1調整交付金におきまして、保険者間の財政力格差を調整するための交付金2億9,842万9,000円を計上いたしております。 次に、254ページをお願いいたします。款3支払基金交付金は第2号被保険者の保険料19億3,706万2,000円を計上いたしております。 次に、款4県支出金、項1県負担金7億4,607万2,000円でございますが、これは保険給付に係る県の負担分でございます。 次に、255ページから256ページにかけましての款6繰入金、項1一般会計繰入金では、総額で9億3,130万1,000円を計上いたしております。 次に、項2基金繰入金でございますが、これは平成17年度における財源不足額を2億3,432万4,000円と見込んでおり、そのうち介護給付費準備基金の残高見込額2億470万5,000円を全額取り崩し繰り入れるものでございます。また、基金からの繰り入れをした後もなお不足する額2,961万9,000円につきましては、258ページの款9市債におきまして、三重県介護保険財政安定化基金から借り入れを行い、賄う予定でございます。 なお、借入金につきましては、次の介護保険事業計画である18年度から20年度の3年間で返却し、その間の利子は発生せず、またその返済する財源は保険料により賄われることになり、次の計画における保険料算出の根拠に含まれることとなります。 以上で介護保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、275ページをお開きいただきたいと存じます。 「議案第10号平成17年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」、6,010万5,000円につきまして御説明を申し上げます。 まず、280ページをお開きいただきたいと存じます。 款1事業収入でございますけれども、貸付者からの返済金を計上し、款3繰入金は本会計の収支の均衡を図るため、一般会計からの繰入金を計上いたしております。 次に、歳出につきましては、282ページから283ページにかけて、款1総務費では、貸付金の徴収等に要します事務費、款2公債費では市債の償還金を計上いたしております。 以上が住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の主なものでございます。 続きまして、285ページをお願いいたします。 「議案第11号平成17年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計予算」、98万3,000円につきまして御説明を申し上げます。 291ページをお願いいたします。款1総務費におきまして、貸付金の償還事務に要します経費及び一般会計への繰出金、合わせまして98万3,000円を計上いたしております。 なお、貸付事業につきましては、平成13年度をもって新規貸付は廃止いたしております。 以上、福祉資金貸付事業特別会計予算の説明とさせていただきます。 続きまして、293ページをお開きいただきたいと存じます。 「議案第12号平成17年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計予算」、7,278万8,000円につきまして御説明を申し上げます。 300ページをお願いします。歳出につきまして御説明を申し上げます。 款1総務費におきましては、まちなみ保全審議会等に要します事務費及び貸付償還金の積み立て等を計上し、款2事業費におきましては、貸付対象を2件、6,000万円と見込み計上いたしております。 なお、財源といたしましては、まちなみ保全事業基金からの繰入金を充当することといたしております。 以上、まちなみ保全事業特別会計予算の説明とさせていただきます。 続きまして、301ページをお願いいたします。 「議案第13号平成17年度伊勢市公共下水道事業特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 新年度予算の総額は42億6,124万9,000円、前年度当初予算と比較いたしまして1億8,112万4,000円の増額となっております。 それでは、歳出の主なものを御説明申し上げますので、316ページをお開きいただきたいと存じます。 款1事業費、項2建設改良費、目1流域下水道費に9億7,544万3,000円を計上いたしております。これは、主に県が施工いたします宮川流域下水道事業にかかる負担金でございます。 次に、317ページの目2公共下水道費で24億6,367万円を計上いたしております。大事業1流域関連公共下水道事業は、県の宮川流域下水道事業計画に合わせ、流域関連伊勢市公共下水道事業として行います雨水施設整備事業に要します経費4億8,481万円、及び汚水施設整備事業に要します経費19億5,406万円を計上いたしております。 次に、歳入につきまして御説明申し上げますので、恐れ入りますが、308ページにお戻りをいただきたいと存じます。 歳入につきましては、条例に基づき、款1分担金及び負担金、項1負担金、目1事業負担金としまして受益者負担金を、款2使用料及び手数料、項1使用料、目1事業使用料としまして、公共下水道使用料を計上いたしております。 次に、310ページをお願いいたします。款5繰入金、項1他会計繰入金は一般会計からの繰入金9億2,927万8,000円を計上し、前年度当初予算額と比較いたしまして1,841万1,000円の増額となっておりますが、これは事業量の増に伴うものでございます。 次に、311ページでございますが、款8市債につきましては、22億9,650万円を計上いたしております。 以上が、公共下水道事業特別会計予算の主なものでございます。 続きまして、325ページをお願いいたします。 「議案第14号平成17年度伊勢市土地取得特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 本会計は、条例の趣旨に基づき、土地開発基金から繰り入れを行い、公共事業促進のため、用地の先行取得を行うことを主な内容といたしております。 330ページをお開きください。下段の款2繰入金、項1基金繰入金、目1土地開発基金繰入金の1億9,902万3,000円は、公有地確保を推進するため、土地開発基金から繰り入れるものでございます。 次に、332ページにまいりまして、歳出でございますが、款1用地取得事業費、項2事業費におきまして、公共事業用地及び公共事業代替用地の先行取得に要する経費を計上いたしております。 以上で、土地取得特別会計予算の説明を終わらさせていただきます。 続きまして、335ページをお願いいたします。 「議案第15号平成17年度伊勢市病院事業会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 339ページをお願いいたします。予算の内容につきましては、予算実施計画に基づきまして御説明を申し上げます。 まず、収益的収入の款1病院事業収益といたしましては、76億3,203万5,000円を予定いたしております。収益の内容は、項1医業収益で69億7,937万3,000円で、内訳といたしましては、目1入院収益で一日平均入院患者数365人を予定し、45億3,311万3,000円を、目2外来収益で一日平均外来患者数1,120人を予定し、22億9,555万2,000円を、目3その他医業収益では、室料差額収益その他で1億5,070万8,000円を予定いたしております。 項2健診収益の2億5,921万4,000円は、健診センターにおける人間ドック、健康診断等の公衆衛生活動収益でございます。 項3医業外収益の3億9,334万8,000円につきましては、主に他会計負担金3億5,000万円で、これは一般会計からの繰入金でございます。 続きまして、340ページをお願いいたします。収益的支出でございますが、款1病院事業費用といたしましては76億1,867万3,000円を予定いたしております。項1医業費用で71億503万7,000円でございますが、その主なものといたしましては、目1給与費で40億2,097万8,000円、341ページにまいりまして、目2材料費で17億5,098万4,000円、目3経費で9億3,202万7,000円、目5減価償却費で3億7,097万4,000円でございます。 次に、項2健診費用につきましては、342ページにかけまして給与、その他で1億3,881万5,000円を予定いたしております。 次に、項3医業外費用では、企業債利息、退職金の繰延勘定償却等で3億7,372万1,000円を予定しているところでございます。 次に、343ページをお願いいたします。資本的収入及び支出につきまして御説明を申し上げます。 まず、資本的収入といたしましては、他会計負担金として一般会計からの繰入金1億円、及び企業債3億1,750万円を予定いたしております。 一方、資本的支出は8億4,443万8,000円を予定いたしております。内訳としましては、項1建設改良費で4億7,750万円を予定し、その内容としましては目1資産購入費で医療機器の更新分として1億円、また目2工事請負費では健診センター建設工事、6病棟改修工事で3億7,750万円を予定しております。 次の項に企業債償還金の政府債の償還元金で3億6,693万8,000円を予定いたしております。この結果、資本的収支におきまして、4億2,693万8,000円の不足額が生じますが、過年度分損益勘定留保資金8,684万5,000円で補てんし、なお不足する額3億4,009万3,000円は、一時借入金で措置するものといたしております。 335ページにお戻りいただきたいと存じます。第2条では、業務の予定量を記載しております。第3条及び次のページの第4条につきましては、実施計画に基づき御説明を申し上げました内容について取りまとめ、記載をいたしております。 337ページから338ページにかけまして、健診センターの建設事業に伴いまして必要となります継続費設定を第5条に、また企業債の限度額等を第6条に計上いたしております。第7条以降には一時借入金、重要な資産の購入等の必要事項につきましても定めておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上の結果、収益的収支で1,336万2,000円の単年度純利益が生じ、累積欠損金は14億3,736万5,000円となる予定でございますが、今後も経費節減はもとより、患者サービスの向上に努め、地域医療の向上に貢献しつつ、職員一丸となって経営改善に取り組んでいく所存でございますので、よろしく御了承のほどをお願い申し上げます。 続きまして、359ページをお願いいたします。 「議案第16号平成17年度伊勢市水道事業会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 まず、第2条平成17年度の業務の予定量でございますが、これは過去の実績と昨今の状況を勘案し、上水道事業と簡易水道事業を合わせまして、給水戸数を4万3,500戸、年間総給水量を1,556万5,000立方メートル、一日平均給水量を4万2,644立方メートルと予定いたしました。 主要な建設改良工事としては、配水管網の整備や公共下水道工事等に伴う配水本管の布設がえ工事を初め、老朽管更新事業並びに加圧施設更新事業を予定いたしております。 次に、第3条収益的収入及び支出、第4条資本的収入及び支出につきましては、363ページからの水道事業会計予算実施計画によりまして御説明を申し上げますので、363ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、収益的収入及び支出でございますが、収入におきましては、款1水道事業収益、項1営業収益におきまして、給水収益等で25億7,571万6,000円を予定し、項2営業外収益には、加入金等で5,216万2,000円、また項3簡易水道収益には、給水収益等で226万6,000円とし、水道事業収益として26億3,014万4,000円を予定いたしております。 次に、364ページからの支出においては、款1水道事業費用、項1営業費用におきまして、事業運営に必要な人件費・受水費・動力費・工事請負費及び減価償却費等を合わせまして20億7,453万1,000円を予定し、365ページの項2営業外費用には、企業債利息等で3億2,863万5,000円、366ページの項3簡易水道費用には、簡易水道の維持管理費用で526万5,000円、それに項4予備費の1,000万円を合わせまして、水道事業費用として24億1,843万1,000円を予定いたしております。 以上によりまして、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除きまして1億8,930万1,000円となる見込みでございます。 次に、同じく366ページの資本的収入及び支出でございますが、まず収入においては、款1資本的収入、項1企業債におきまして、配水管敷設事業費等に伴う企業債借入金3億4,500万円を予定し、項2負担金には、原因者負担金1億8,572万6,000円とし、資本的収入として5億3,072万6,000円を予定いたしております。 一方、367ページの支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費におきまして、配水本管の未整備地区への新規布設や公共下水道事業に伴う配水本管の布設がえを初め、年次計画に基づきます老朽配水本管の更新や増口径管への布設がえのほか、前山加圧施設の更新などで7億8,916万円を予定し、項2償還金の4億4,652万9,000円を合わせまして、資本的支出として12億3,568万9,000円を予定いたしております。 以上の結果、資本的収支においては、7億496万3,000円の不足となる予定でございますが、360ページの第4条に記載いたしましたとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、並びに過年度分損益勘定留保資金で補てんすることといたしております。 361ページにお戻りいただき、第5条以降に企業債や一時借入金等の必要事項につきましても定めておりますので、よろしくお願い申し上げます。 また、368ページ以降の資金計画等の関係附属資料に、それぞれ必要事項を記載してございますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が、平成17年度の水道事業会計予算の概要でございますが、給水人口の減少やお客様の節水意識の向上などから、使用水量は依然として低減状態にあり、一方では、事業開始から50年が経過し、計画的な施設の整備、改良事業が不可欠となっておりまして、事業の健全経営になお一層の努力をいたしてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、「議案第17号平成16年度伊勢市一般会計補正予算(第6号)」につきまして御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、平成16年度補正予算書の1ページをお願い申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ3億5,205万円を減額いたしておりまして、補正後の予算額は335億8,665万4,000円となるものでございます。 歳出から御説明申し上げますので、44ページをお願い申し上げます。 款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費におきまして6億5,296万6,000円を追加いたしておりますが、主なものは、希望による退職手当6億3,154万7,000円、及び病院事業特別会計の退職手当負担金1,940万3,000円でございます。 なお、退職手当につきましては、同様に114ページ、款10消防費、項1消防費、目1常備消防費におきまして2,763万3,000円、119ページ、款11教育費、項1教育総務費、目2事務局費におきまして1億7,324万7,000円を追加計上いたしており、定年退職者等と合わせ、総額12億5,138万7,000円となるものでございます。 次に、64ページをお願いいたします。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費における6,898万1,000円の減額は、国民健康保険特別会計に対する繰出金の減額1,186万3,000円、及び平成16年9月29日の台風21号に伴う豪雨により、被災した世帯に対する被災者支援事業の不用額5,530万円の減額が主なものでございます。 次に、65ページの目2身体障害者福祉費における4,379万2,000円の減額は、各種支援費事業、その他の実績に基づきまして不用額を減額するものでございます。 次に、69ページの項2老人福祉費、目1老人福祉推進費におきましては、各事業ともおおむね減額となっておりますものの、70ページになりますが、老人保健医療繰出金におきまして、1億1,390万5,000円の大きな追加となりましたので、合わせまして6,368万6,000円の増額となったものでございます。 次に、71ページをお願いいたします。項3児童福祉費、目1児童福祉総務費において、2,313万2,000円、72ページ下段の目2児童措置費で1億8,476万5,000円、及び73ページの目4児童福祉施設費で5,331万6,000円を減額しておりますが、これはそれぞれ民間保育所への各種補助事業、児童手当支給事業及び民間保育所児童保育事業、並びに市立保育所の各種保育事業の実績見込みによる不用額の減等でございます。 次に、75ページの項4生活保護費、目2扶助費におきまして3,000万円を減額しておりますが、これは各種扶助事業の実績見込みによる不用額の減等でございます。 次に、78ページをお願いいたします。款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費では、79ページにかけまして、伊勢広域環境組合に対する斎場及びし尿処理にかかる負担金、また小型合併処理浄化槽設置事業補助金は実績見込みによる不用額の減額を行っておりますが、上水道安全対策事業出資金としまして2,000万円の追加を行いましたので、合わせて940万5,000円の減額となっております。 次に、80ページ、目3予防費の1,585万7,000円の減額は、予防接種事業の実績見込みによります不用額を減額したものでございます。 次に、94ページをお願いいたします。款6農林水産業費、項3水産業費、目2水産振興費における6,667万3,000円の減額は、広域漁協合併推進事業の中止に伴う減額が主なものでございます。 下段の目4漁港建設費の2,400万円の減額は、豊北漁港整備事業に対する国の事業費割り当ての減額に伴うものでございます。 次に、100ページをお願いいたします。上段の款9土木費、項2道路橋梁費、目1道路橋梁総務費で1,999万7,000円を減額いたしておりますが、これは道路橋梁管理事業の事業実績に伴います不用額の減額でございます。 次に、102ページの目7道路整備事業費の減額4,099万4,000円は、地方特定道路整備事業として実施しております大湊川線の減額等3,408万5,000円が主なものでございます。 次に、105ページをお願いいたします。項3河川費、目4排水路維持費の減額で2,324万4,000円は、排水施設維持事業の事業実績に伴います不用額の減額でございます。 次に、106ページの目7河川改修事業費2,100万円の追加は、準用河川桧尻川改修事業におきまして、国補助金の追加交付決定がございましたので、あわせて補正を行うものでございます。 次に、107ページ下段の項5都市計画費、目1都市計画総務費の大事業4公共下水道事業繰出金2億4,643万5,000円の減額は、特別会計の予算措置に合わせて減額したものでございます。 次に、110ページの目6街路事業費の1,625万9,000円、112ページから113ページにかけましての項6住宅費、目1住宅管理費1,198万5,000円の減額は、それぞれ国補助金の交付決定額が当初の見込みより減額となりましたので、あわせて補正を行うものでございます。 次に、117ページから118ページの款10消防費、項1消防費、目5災害対策費の2,539万円の減額は、主なものとしまして、土砂災害情報相互通報システム整備事業、一般木造住宅耐震補強事業補助金、及び非木造等建築物耐震診断事業補助金の実績見込みによります不用額を減額したものでございます。 次に、120ページをお願いいたします。款11教育費、項1教育総務費、目4教育研究所費の2,236万4,000円の減額は、主に小学校教育用コンピュータ整備事業の事業実績に伴う不用額の減額によるものであります。 次に、122ページ下段の項2小学校費、目1小学校管理費1,173万5,000円の減額は、大事業3小学校管理事業815万9,000円の減額がその主なもので、事業の実績等に基づきまして不用額を減額いたしております。 次に、123ページ下段の目3小学校建設費3,460万4,000円の減額は、主に宮山小学校校舎増築事業の事業実績に伴います工事費等の不用額を減額するものでございます。 次に、124ページの項3中学校費、目1中学校管理費につきましても1,153万2,000円の減額をいたしておりますが、小学校と同様、中学校整備事業等の事業実績による減額でございます。 次に、134ページをお願いいたします。款13公債費、項1公債費、目1元金で5,842万5,000円の増額は、平成13年度に借り入れをしましたNTT-B債の繰上償還を行うに当たり、追加したものであります。 目2利子7,387万円の減額は、平成15年度借り入れの地方債につきまして、予算計上の段階で予想していた利率より低利で借り入れが行えたことに伴います償還利息の減でございます。 以上で歳出の予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、歳入予算につきまして御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、16ページにお戻りいただきたいと存じます。 まず、款2地方譲与税、項1所得譲与税で400万円、項2自動車重量譲与税で2,000万円の増額、款3利子割交付金で1,500万円の減額をしておりますが、収入実績等を勘案したものでございます。 次に、17ページで款4配当割交付金及び款5株式等譲渡所得割交付金で、それぞれ1,999万9,000円、19万9,000円の増額。また、款6地方消費税交付金で9,000万円を増額いたしておりますが、収入実績等を勘案したものでございます。 次に、18ページの款8自動車取得税交付金で2,000万円を、款10地方特例交付金で6,640万2,000円を、及び19ページ上段の款11地方交付税で1億5,998万9,000円をそれぞれ追加計上いたしておりますが、これは自動車取得税交付金の収入実績等からの見込み、及び地方特例交付金、地方交付税の額の確定に伴うものでございます。 次に、22ページから23ページにかけまして、款15国庫支出金、項1国庫負担金、目1民生費国庫負担金は事業の実績見込みに基づきまして1億6,109万7,000円の減額としております。 次に、24ページから26ページにかけましての項2国庫補助金につきましては、それぞれの事業実績見込みに基づきまして、おおむね減額といたしておりますが、特定資金公共投資事業債償還時補助金としまして、24ページの目3衛生費国庫補助金では保健衛生費補助金のうち小型合併浄化槽分で1,002万円を、25ページの目5農林水産業費国庫補助金では水産業費補助金のうち漁港分で3,333万3,000円を、目6土木費国庫補助金では河川費補助金のうち河川分で933万3,000円を、それぞれ増額としております。これは、平成13年度に借り入れをしましたNTT-B債の繰上償還を行うに当たり、追加交付になったものであります。 次に、27ページから28ページ上段の款16県支出金、項1県負担金、目2民生費県負担金で3,110万9,000円、28ページ下段から30ページ上段の項2県補助金、目1民生費県補助金で3,181万4,000円をそれぞれ減額しておりますが、これは事業の実績見込みに合わせまして減額したものでございます。 次に、30ページ下段から31ページの上段の目4農林水産業費県補助金で事業実績見込みに基づき5,976万2,000円の減額をしておりますが、これは水産業費補助金のうち広域漁協合併事業の取りやめに伴いまして、漁協マーケティング等強化事業補助金で3,666万6,000円、合併漁協事務所等増改築補助金での1,000万円の減額によるものが主なものでございます。 次に、35ページをお願いいたします。款19繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金5億3,130万4,000円の減額は、投資的経費等の財源といたしまして26億9,000万円を取り崩す予定でございましたが、最終補正予算の計数を整理し、その他の財源確保を図りました結果、今回の減額補正となりましたものでございまして、補正後の取り崩し予定額は21億5,869万6,000円となるものでございます。 次に、37ページをお願いいたします。款21諸収入、項5雑入、目2総務費収入におきまして、1億653万1,000円を増額いたしておりますが、退職手当各会計分担金収入といたしまして、8,722万3,000円を計上いたしておりますのが、その主なものでございます。 次に、41ページをお願いいたします。目12雑入の1億700万3,000円の追加は、老人保健医療特別会計及び介護保険特別会計繰出金の精算分、それぞれ7,896万円、2,708万7,000円がその主なものとなっております。 次に、同じく41ページ下段から43ページにかけましての款22市債でございますが、全体で1億3,450万円の減額でございまして、合計50億4,410万円の起債を見込んでおります。これは適債事業費の変更等により、起債額の調整を行ったものでございます。 以上で歳入予算の説明を終わらせていただきます。 恐れ入りますが、9ページにお戻りいただきたいと存じます。 第2表継続費補正でございますが、防衛施設周辺整備事業及び二俣団地市営住宅改築事業につきまして、事業費の変更に伴いまして、平成16年度のそれぞれの年割額の変更をお願いするものでございます。 第3表繰越明許費補正でございますが、横輪・矢持地区活性化事業ほか11事業の追加をお願いし、10ページになりますが、道路整備事業ほか2事業につきましては限度額の増額を、河川災害復旧事業につきましては限度額の減額をお願いするものでございます。 繰り越しの主な理由といたしましては、用地問題あるいは工法等につきまして、地元及び関係機関との調整に不測の日数を要したこと等によるものでございまして、事業の促進になお一層努力してまいりたいと存じます。 次に、同じく10ページ下段から12ページにかけまして第4表地方債補正でございますが、先ほど御説明申し上げましたとおり、事業費を精査いたしまして、それぞれ限度額の追加及び変更を行ったものでございます。 以上で一般会計補正予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、141ページをお開きいただきたいと存じます。 「議案第18号平成16年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、歳入歳出それぞれ2億9,203万7,000円の減額でございまして、補正後の予算額は81億1,873万7,000円となっております。 それでは、歳出から主なものにつきまして御説明を申し上げますので、恐れ入りますが、157ページをお開きください。 下段から158ページ上段にかけましての款2保険給付費、項1療養諸費で3億912万3,000円の減額でございますが、これは退職被保険者等に係る保険給付費の伸びが見込みを下回ったためでございます。 次に、158ページの項2高額療養費2,587万4,000円の増額でございますが、これは実績額に基づくものでございます。 次に、160ページ下段の款3老人保健拠出金1,088万6,000円の増額でございますが、これは国が示す算出計数の変更などによる影響が増額の要因となっております。 161ページ下段の款6保健事業費720万4,000円の減額につきましては、健康増進・保健指導事業及び健康診査を中心とした健康づくり推進事業の実績額に基づく減額でございます。 続きまして、歳入につきまして御説明申し上げます。恐れ入りますが、148ページにお戻りください。 款1国民健康保険料につきましては、調定額及び収納額の増が見込まれるため、3,683万1,000円の増額補正となるものでございます。 次に、150ページ上段の款3療養給付費等交付金2億1,200万円の減額でございますが、これは退職被保険者等に係る保険給付費見込みの減に伴い、社会保険診療報酬支払基金からの交付金も減となったためでございます。 次に、款5共同事業交付金で356万3,000円の増額でございますが、これは国保連合会から70万円以上の高額医療費につきまして、実績に基づき交付されるものでございまして、これまでの実績額に基づき増額となったものでございます。 次に、款7繰入金、項1他会計繰入金1,186万3,000円の減額でございますが、これは低所得者の方の保険料軽減世帯数の実績が当初の見込みを下回ったため、軽減額の減によるものでございます。 次に、151ページ上段の項2基金繰入金につきましては、これまでの収支を勘案し、1億5,433万2,000円の減額をいたしました。その結果、財政上3億3,998万8,000円の調整が必要となったものでございます。 以上で国民健康保険特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、165ページをお願いいたします。 「議案第19号平成16年度伊勢市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、総額で3億5,833万3,000円の増額でございまして、補正後の予算額は89億6,565万2,000円となっております。 まず、歳出でございますが、主なものといたしまして、173ページから174ページにかけましての款2医療諸費におきまして、今後の医療費等の増加見込み、及びこれまでの実績に基づきまして2億5,477万8,000円の増額をいたしております。 また、174ページの款4諸支出金、項1償還金におきまして、9,800万5,000円を増額いたしておりますが、これは平成15年度実績に基づき、支払基金交付金、一般会計繰入金等の精算金を償還するものでございます。 次に、歳入につきまして御説明申し上げますので、恐れ入りますが、170ページにお戻りいただきたいと存じます。 款1支払基金交付金を1億4,643万9,000円増額、次の款2国庫支出金を589万6,000円減額、及び171ページでございますが、款3県支出金を2,595万4,000円増額いたしておりますが、これは歳出における医療諸費の見込みによるものでございます。 次に、同じく171ページ下段の款4繰入金で1億1,390万5,000円増額いたしておりますが、これは医療費並びに事務費等の支出と補助金等の収入を差し引きし、一般会計繰入金として計上いたしたものでございます。 次に、172ページ上段の款5繰越金で5,763万5,000円を増額いたしておりますが、これは平成15年度繰越金を最終補正において計上いたしたものでございます。 以上で老人保健医療特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、177ページをお願いいたします。 「議案第20号平成16年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第2号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、4,420万1,000円の追加でございます。補正後の予算額は57億968万円となっております。 それでは、歳出から主なものにつきまして御説明申し上げます。192ページから193ページにかけましての款2保険給付費におきまして、総額で6,304万4,000円の増額ですが、これは主に目2施設サービス給付費の実績見込みによるものでございます。 続きまして、歳入につきまして御説明申し上げます。恐れ入ります、183ページにお戻りいただきたいと存じます。 款1保険料903万7,000円の減額でございますが、これは主に現在の経済情勢を反映し、所得段階が下がったことなどによるものでございます。 款2国庫支出金、項1国庫負担金2,901万1,000円の増額でございますが、これは現年度分の変更交付額と平成15年度、過年度分の精算交付額を計上したものでございます。 次に、185ページの款6繰入金、項1一般会計繰入金、目2その他一般会計繰入金1,211万1,000円の減額でございますが、これは事務経費の実績見込額の減額によるものでございます。 次に、項2基金繰入金、目1介護給付費準備基金繰入金でございますが、今回、保険給付費関係の歳出から歳入を差し引いた不足額を3,454万2,000円と見込み、4,362万6,000円を減額するものでございます。 次に、186ページの款7繰越金6,088万9,000円の増額でございますが、これは平成15年度決算確定額に合わせ、追加計上いたしております。 以上で介護保険特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、197ページをお願いいたします。 「議案第21号平成16年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、29万9,000円の減額でございまして、補正後の予算額は7,998万5,000円となっております。 歳出の補正の主なものといたしましては、204ページに記載してございますように、事務費等の執行残でございます。 続きまして、207ページをお願いいたします。 「議案第22号平成16年度伊勢市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、2万5,000円の追加でございまして、補正後の予算額は191万7,000円となっております。これは貸付金元利収入の減額及び平成15年度繰越金の最終補正におきまして計上いたしたものでございまして、計数整理後、所要の額を一般会計繰出金として追加計上いたしております。 続きまして、215ページをお願いいたします。 「議案第23号平成16年度伊勢市まちなみ保全事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、6,006万円の減額でございまして、補正後の予算額は1,281万8,000円となっております。これは、事務費等の計数整理による減額及び実績見込み等による貸付金の減額を行った結果でございます。 続きまして、223ページをお願いいたします。 「議案第24号平成16年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、総額で1億4,234万9,000円の減額補正でございます。国の補正予算に関連する経費、事業の実績見込みによるもののほか、事業に関連します繰越明許費、地方債につきまして補正を行っておりまして、補正後の予算額は39億5,271万2,000円となっております。 歳出の主なものといたしましては、236ページの款1事業費、項2建設改良費、目1流域下水道費で9,903万3,000円を減額いたしております。 次に、227ページにお戻りいただきたいと存じます。第2表繰越明許費でございますが、地方公営企業法適用移行業務外3事業の追加をお願いするものでございます。繰り越しの主な理由といたしましては、用地問題あるいは工法等につきまして、地元及び関係機関との調整に不測の日数を要したことなどによるものでございます。 次に、第3表地方債補正につきましては、事業費の変更に伴い限度額の変更を行うものでございます。 続きまして、241ページをお開きいただきたいと存じます。 「議案第25号平成16年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、1億6,782万2,000円の減額でございまして、補正後の予算額は3,150万4,000円となっております。これは248ページの款1用地取得事業費、項1管理費におきまして、代替地の売払収入を土地開発基金に償還するための経費等2,252万7,000円を追加計上し、また項2事業費におきまして、実績見込みに基づきまして1億9,034万9,000円を減額いたしたものでございます。 続きまして、251ページをお願いいたします。 「議案第26号平成16年度伊勢市病院事業会計補正予算(第1号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正は、いずれも実績等に基づき、最終の整理を行ったものでございます。まず、254ページの実施計画をお開きください。収益的収支におきまして、収入の款1病院事業収益で9,945万3,000円の減額をいたしております。 その主なものといたしましては、項1医業収益におきまして1億2,433万3,000円の減額を予定いたしております。これが目1入院収益におきましては患者数減により、1億9,600万1,000円の減額となる見込みですが、目2外来収益で患者数の増により、7,166万8,000円の増額を予定していることによるものでございます。 また、項3医業外収益では、退職金に対する一般会計からの負担金などで、1,937万5,000円の増加を予定しております。 次に、支出でございますが、款1病院事業費用で9,590万円の減額をいたしております。これは、項1医業費用におきまして1億5,974万2,000円の減額、255ページでございますが、項2健診費用におきまして2,432万2,000円の増額、256ページの項3医業外費用におきましては、負担金の追加等によります4,023万円の増額を予定しているためでございます。 次に、資本的収支でございますが、資本的支出におきまして2億3,719万4,000円の増額を予定しております。これは勧奨等によります退職給与金の増額でごさいます。この結果、資本的収支におきましては6億7,356万円の不足額が生じますが、損益勘定留保資金7,488万5,000円で補てんし、なお不足する5億9,867万5,000円につきましては、一時借入金で措置するものといたしております。 次に、251ページにお戻りをいただきたいと存じます。第2条以下に、ただいま実施計画に基づき御説明いたしました内容につきまして取りまとめて記載をさせていただいております。その結果、平成16年度の収益的収支において490万6,000円の単年度純利益を生じる見込みとなります。 しかしながら、今後も病院経営に関しましては、大変厳しい状況が予想されるため、引き続き財政健全化に向け、職員一同さらに努力する所存でございますので、何とぞ御了承賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、263ページをお願いいたします。 「議案第27号平成16年度伊勢市水道事業会計補正予算(第3号)」につきまして御説明を申し上げます。 267ページの補正予算(第3号)実施計画をお開きをください。このたびの補正は、最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収入及び支出でございますが、収入においては、款1水道事業収益、項1営業収益におきまして5,276万4,000円の増額補正を計上いたしておりますが、これは主として目1給水収益における水道料金の増収と、目3その他営業収益における他会計負担金の減収によるものでございます。 また、項2営業外収益におきまして601万6,000円の減額補正を計上いたしておりますが、これは主として、目2雑収益、目4加入金等の減収によるものでございます。 次に、268ページの支出でございますが、款1水道事業費用、項1営業費用において49万4,000円の増額を計上いたしておりますが、これは主として、目2配水及び給水費における工事請負費などの減額と、目4総係費における負担金、目5減価償却費などの増額によるものでございます。 また、項2営業外費用におきまして375万9,000円の増額補正を計上しておりますが、これは主に目4消費税で、納税予定額の増額によるものでございます。 以上によりまして、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除きまして2億2,649万5,000円となる見込みでございます。 次に、269ページの資本的収入及び支出でございますが、まず収入におきまして、款1資本的収入、項1企業債におきまして3,600万円の減額補正を計上いたしております。これは目1企業債で加圧施設更新事業等に伴う企業債借入金の減収でございます。 項2負担金におきまして7,461万4,000円の減額補正を計上いたしておりますが、これは配水本管の布設がえ等に伴います工事負担金の減収でございます。 項4の出資金におきましては、2,000万円の増額補正を計上いたしておりますが、これは加圧施設更新事業に伴います他会計出資金でございます。 一方、270ページの支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費におきまして1億5,152万円の減額補正を計上いたしておりますが、これは主に目2配水及び給水施設費並びに目5増口径管敷設替事業費における工事請負費等の減額によるものでございます。 以上の結果、資本的収支におきまして6億6,608万5,000円の不足となる予定でございますが、265ページの第4条に記載いたしましたとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金等で補てんすることといたしております。 以上により、第3条、第4条の収益的収支及び資本的収支を補正し、またそれに関連いたしまして、第2条で業務の予定量、第5条で企業債並びに第6条で当初予算第8条の他会計からの補助金につきましても、それぞれ必要額の補正をいたしております。また、資金計画等の関係附属資料につきましても、今回の補正にあわせまして必要分の変更を行ってございます。 以上で、予算関係議案の補足説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本幸生君) 説明の途中でありますが、15分間休憩します。 △休憩 午後2時03分 △再開 午後2時19分 ○議長(森本幸生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 上程中の議案に対する説明を続けます。 総務部長。 ◎総務部長(山口博司君) 続きまして、主な条例関係につきまして、私から補足の御説明を申し上げますので、お手元の条例関係の議案書をお願いをいたしたいと思います。 最初に、「議案第28号伊勢市部課設置条例の一部改正について」、御説明を申し上げますので、議案書2ページ及び3ページをお開きいただきとうございます。 まず、第1条の改正でございますが、部及び課の設置につきまして、生活環境部におきましては、清掃センター及び男女共同参画課を廃止し、「市民サービス課」を「戸籍住民課」に変更することといたしております。 福祉健康部におきましては、「保険年金課」を「医療保険課」に、「援護課」を「福祉総務課」に変更することといたしております。 都市整備部におきましては、国・県の宮川及び横輪川改修事業に伴いまして、「宮川・横輪川改修対策室」を新設することといたしております。 また、下水道部と水道部を統合し、「上下水道部」としまして、「管理課」、「料金課」、「下水道課」を新設することといたしております。 次に、第3条の改正でございますが、事務の分掌につきまして、地方分権に対応するため、人材育成の体制を強化するため、総合政策推進部政策課におきまして、人材育成に関する業務を新たに所管することといたしております。 また、総務部総務課の観光文化会館に関する業務を教育委員会に、清掃センターの業務を資源循環課に、保険年金課の国民年金に関する業務を生活環境部戸籍住民課に、それぞれ移管することとし、援護課につきましては、福祉の総合窓口機能を持たせ、福祉総務課に変更することとし、男女共同参画課の業務をまちづくり推進部市民参画交流課に移管することといたしております。 また、附則におきまして、それぞれ部及び課の設置変更等に伴います所要の規定の整備を行うことといたしております。 なお、この条例は、平成17年4月1日から施行しようとするものでございます。 続きまして、議案書10ページをお開きいただきとうございます。 「議案第29号伊勢市情報公開条例の一部改正について」は、まず、第2条で電子的方式、電磁的方式等、人の知覚によっては認知することができない方式でつくられた電磁的記録を公文書の定義の中に加える改正でございます。 次の第5条は、公文書の公開請求ができるものについて、これまでだれでもが請求できることとして運用をしておりましたが、これを明文化し、何人もできることと改めるものでございます。 次に、第8条でございますが、第8条は、公文書の公開の方法につきまして、第2条の改正に伴い所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 なお、この条例は、平成17年4月1日から施行しようとするものでございます。 続きまして、議案書14ページをお開きください。 「議案第30号伊勢市個人情報保護条例の一部改正について」は、まず第2条で先ほどの情報公開条例の一部改正と同様に、電磁的記録についての規定の整備及び新たに電子個人情報ファイルについての定義をしようとするものでございます。 次に、第22条の改正は、先ほどの情報公開条例の一部改正と同様に、公文書の公開の方法につきまして、所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 次に、議案書の14ページ下段から16ページにかけましての改正は、個人の秘密が含まれている電子個人情報ファイルの不正な提供をしたとき、公文書に記録されている個人情報を不正に提供し、または盗用したとき、個人の秘密が含まれている文書等を不正に収集したとき、職務上知り得た個人の秘密を漏らしたときなどにつきまして、諮問機関であります個人情報保護審議会の答申に基づき、それぞれ罰則を定めようとするものでございます。 なお、この条例は平成17年4月1日から施行しようとするものでございます。 続きまして、議案書22ページをお開きいただきとうございます。 「議案第31号伊勢市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について」は、従来、電気・ガス・水道の供給契約と同様に、長期継続契約を締結することができる契約の対象の範囲が拡大されたことによりまして、条例でもこれを定めるものでございまして、長期継続契約の対象は、事務機器等の賃貸借及びその保守に関する契約、施設の維持管理に関する契約等とし、その契約の期間は、原則5年を超えない範囲で定めようとするものでございます。 なお、この条例は、平成17年4月1日から施行しようとするものでございます。 続きまして、議案書24ページから25ページをお開きいただきとうございます。 「議案第32号伊勢市手数料徴収条例の一部改正について」、御説明を申し上げます。 まず、第2条の改正は、船員法の一部が改正され、船員の雇い入れ契約が公認制から届け出制になったことに伴いまして、雇い入れ契約の公認の申請に対する審査に係る手数料の規定を削除しますとともに、消防の関係でございますが、危険物の規制に関する規則等が一部改正され、新たな規制区分といたしまして、浮き屋根を要する特定屋外タンク貯蔵所が定められたことに伴いまして、これらの許可申請に係る手数料につきまして、新たに規定をしようとするものでございます。 次の第7条の改正は、社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例に関する法律の制定に伴い、アメリカ合衆国年金等法令の適用を受けたことがある者の戸籍に関しまして、無料で証明を行うこととするため、規定の整備を行おうとするものでございます。 なお、この条例は、第2条の改正については平成17年4月1日から、第7条の改正につきましては、社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例に関する法律の施行の日から施行しようとするものでございます。 続きまして、議案書46ページ、47ページをお開きください。 「議案第38号伊勢市法定外公共物の管理に関する条例の制定について」、国から譲与されることとなりました道路法の適用を受けない道路、河川法の適用または準用を受けない河川等の、いわゆる赤道・青道など、法定外公共物の適正な管理を行うため、条例を制定しようとするものでございます。 それでは、その主な内容につきまして御説明申し上げます。 第1条は条例の趣旨について、第2条は法定外公共物の定義につきまして、第3条は法定外公共物における禁止行為について、それぞれ規定をいたしております。 次に、第4条から第7条までは、法定外公共物を占用する場合の許可の申請・条件・期間等について規定いたしております。 次に、議案書の47ページから48ページにかけてでございますが、第8条から第10条までは、占用料の額・減免・還付について、第11条は占用物件の管理について、それぞれ規定をいたしております。 13条は、法定外公共物の現状に影響を及ぼす工事の承認について、第14条は、条例違反者等に対して、占用許可等の取り消し等について、それぞれ規定をいたしております。 なお、附則におきまして、国有財産の譲与に伴う経過措置及び伊勢市水路等使用料徴収条例を廃止しようとするとともに、その経過措置等につきまして規定をいたしております。 なお、この条例は、平成17年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上、条例関係につきまして、補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本幸生君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時31分 △再開 午後2時32分 ○議長(森本幸生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。 以上で議案第6号外33件一括の説明は終わったのでありますが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本幸生君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。  ------------------------------------ △議案第40号の上程、説明 ○議長(森本幸生君) 次に、日程第37、「議案第40号伊勢地区合併協議会規約の変更について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(加藤光徳君) ただいま上程されました「議案第40号伊勢地区合併協議会規約の変更について」、御説明申し上げますので、議案書の56ページをお願いいたします。 これは伊勢市、度会郡二見町、同郡小俣町及び同郡御薗村で構成する伊勢地区合併協議会の事務所の位置につきまして、三重県営サンアリーナ内から伊勢市役所内に、本年4月1日から改めることとするため、規約を変更することについて、地方自治法第252条の6の規定により、議会の議決を経ようとするものでございます。 何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本幸生君) お諮りいたします。 以上で議案第40号の説明は終わったのでありますが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本幸生君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。  ------------------------------------ △議案第41号の上程、説明 ○議長(森本幸生君) 次に、日程第38、「議案第41号三重県自治会館組合の規約変更に関する協議について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(加藤光徳君) ただいま上程されました「議案第41号三重県自治会館組合の規約変更に関する協議について」、御説明申し上げますので、議案書の59ページをお願いいたします。 これは一部事務組合であります三重県自治会館組合におきまして、平成16年度中に行われました志摩市、伊賀市、桑名市、松阪市、亀山市、四日市市、大紀町に係る市町村合併に伴い、規約別表中の組合を組織する市町村に変更を生じることとなりましたので、組合規約を変更することについて、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を経ようとするものでございます。 何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森本幸生君) お諮りいたします。 以上で議案第41号の説明は終わったのでありますが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本幸生君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。  ------------------------------------ △議案第42号の上程、説明 ○議長(森本幸生君) 次に、日程第39、「議案第42号伊勢地域農業共済事務組合の規約変更に関する協議について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(加藤光徳君) ただいま上程されました「議案第42号伊勢地域農業共済事務組合の規約変更に関する協議について」、御説明申し上げますので、議案書の62ページ、63ページをお願いいたします。 これは一部事務組合である伊勢地域農業共済事務組合において、大紀町に係る市町村合併に伴いまして、組合を組織する市町村に変更を生じることとなり、組合を組織する地方公共団体、組合の議会の議員の定数及び副管理者に係る規定に変更を生じることとなりましたので、組合規約を変更することについて、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を経ようとするものでございます。 何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本幸生君) お諮りいたします。 以上で議案第42号の説明は終わったのでありますが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本幸生君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。  ------------------------------------ △議案第43号の上程、説明 ○議長(森本幸生君) 次に、日程第40、「議案第43号三重地方税管理回収機構の規約変更に関する協議について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(加藤光徳君) ただいま上程されました「議案第43号三重地方税管理回収機構の規約変更に関する協議について」御説明申し上げますので、議案書の66ページ、67ページをお願いいたします。 これは一部事務組合であります三重地方税管理回収機構におきまして、先ほどの三重県自治会館組合の規約変更に関する協議と同様に、市町村合併に伴い、規約別表中の機構を組織する地方公共団体に変更を生じることとなりましたので、組合規約を変更することについて、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を経ようとするものでございます。 何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本幸生君) お諮りいたします。 以上で議案第43号の説明は終わったのでありますが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本幸生君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。  ------------------------------------ △散会の宣告 ○議長(森本幸生君) お諮りいたします。 以上で本日の日程は全部終わりましたので、本日はこれをもって散会し、明3日から6日に至る4日間は、議案精読のため本会議を休会し、来る3月7日午前10時から継続会議を開くことに決定いたしまして御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森本幸生君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、散会いたします。 なお、本日御出席の皆様には開議通知を差し上げませんから、御了承をお願い申し上げます。 どうも御苦労さんでした。 △散会 午後2時41分  会議の顛末を録し、ここに署名する。    平成17年3月2日          伊勢市議会議長       森本幸生          伊勢市議会議員       鈴木健一          伊勢市議会議員       広 耕太郎...